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andymori解散から9年

andymoriが解散ライブをしてから9年が経ちました。このnoteは、ただただandymoriが解散して9年経ってしまったな〜 ということを、当時を振り返りつつ、超長々、つらつら書いてるだけの日記ですので、ご了承ください。特に結論とか、自分の感情に答えを見出すものではありませんので悪しからず..

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andymoriが解散してから9年経った。この月日の流れを信じられない自分と、妙に納得している自分と、両方の感覚がある。あの日武道館で解散していくandymoriを見て、andymoriというバンドは過去になっていくんだと強く自覚したのは覚えている。それでも 10年経ったら という歌詞があまりにも現実離れをしていて、月日が流れることを実感できなかった。それは私が未熟な高校生だったからかもしれないが。

・2014年6月


休み時間にTwitterを開くと、andymoriが再始動し解散ライブをする という内容のツイートがタイムラインに流れてきた。のんびり教室の席に座ってTwitterを眺めていた私は、驚きのあまり思わず立ち上がってしまっていた。本当にびっくりするとドラマみたいな感じになるんだって、それにもびっくりした。3人とも少し申し訳なさそうにコメントを出していたけれど、私は 本当に本当に本当に嬉しい、良かった、生きていてくれて、活動してくれてありがとう、その感情しかなかったな。

・2014年8月

復帰と同時にたくさんのライブが発表された。当時受験生の夏 という人生においてとても大事な時期だったが、私の頭の中はandymoriでいっぱいになってしまってた。ライブはハズれっぱなしだったけど、毎日血眼になりながらTwitterを徘徊して、何とかファンファーレと電話に行くことが出来た。初めて見れたtelephonesのライブは楽しく、久しぶりに見るandymoriは本当にびっくりするくらい良くて、最高の時間になった。ライブ終盤で泣てしまったけれだ、自分がこんなにも悲しんでいることに驚いた。いつの間にか泣いてたという感覚だった。

途中で見に来ていた某バンドの方々がお客さんを突き飛ばして最前列まで突進してきたのだけれど、それがとっても怖くて、プチトラウマにもなった。お客さんにとってはandymoriを、この3人自体のことを見れる最後の日だったかもしれないのに、親しい人がそれを壊していく様は 酷いものだと感じた。でも多分今なら許せるのかも、高校生の私にはどうしても許せなかった。それも思い出。

あとtelephonesのノブさんと昔中央線でよく会っていて、という思い出話をしたあとに、オレンジトレインを演奏してくれたのは、本当に本当に嬉しかった。既に何回かライブをしていたけれど、オレンジトレインがセトリに入っているのを見かけなかったのもあって、心臓が飛び跳ねるくらい嬉しかったのはすごく覚えている。今でも中央線乗る度にオレンジトレインのこと思い出しちゃうくらい、

・伝説になってしまうという感覚


ラブシャが終わって武道館をやると発表してからは少し時間があった。その際に夏のライブの映像がYouTubeにあがったり、どんどんandymori解散 ということへの実感と(言い方違うかもだけど)盛り上がり を感じた。時間が空いた分、そういったムードが色濃くなっていったように思う。 "このままだとandymoriは伝説になってしまう"  漠然とそう思ってしまうくらい。人は過去を美化する。絶対に手に入らないものだから、どうしても その時間 を強く欲してしまうし色付けしたくなる。私もそうだ。

だから多分、あ〜 やばい このままだと本当にandymoriが伝説になってしまう とずっと感じていたのだろう。壮平さんは解散後、結構すぐ現れたし いきなり路上ライブしたり 予告なくやついさんの生誕祭に出たり ALを始めたり いろいろ早かったように感じる。それもう、さっぱりしていた。また今でもライブではandymoriの曲もやっている。それでも、"andymori"というワードが持つパワーはとっても揺るぎなく強いものだと、9年経った今でも感じている。

インタビューで andymoriとしてはやり切った みたいなことをお話していたので、きっと新しい曲は生まれないけど、andymori というバンドは未来永劫変わらずこの世に存在するし、曲も同様に大切であることに変わりはないのだろうと、勝手に受け取っているけれど、それでも、どうしても、また、という感情がないと言えば嘘になるだろう。

・2014年10月15日の話


学校が終わって武道館に向かうと見たことないくらい人がいた。雨の中2時間くらいグッズに並んだ、勉強しながら並んだけど正直頭に何も入ってなかった気がする。

解散ライブだったけど、感傷的な感じになることもなく 本当にいつ通りという感じだった。ただちょっとだけ、いつもより温かくぽかぽか包まれているような、そんな感じだった。1番印象的だったのが、開演して1時間後くらいに、スーツ着たお兄さんがバタバタと入ってきたことだった。きっとこのお兄さんは、このライブのために一生懸命仕事を終わらせて、遅れてもいいから絶対に来たかったんだ と、andymoriのことが大好きなんだと思って めちゃくちゃグっときたし、その時に今日で本当に解散なんだと、少し実感した。

本編は純粋に楽しめたけれどアンコール1曲目「1984」のベースの音が聴こえた瞬間からスイッチが切れたように泣き始めてしまった。「1984」は思い出の楽曲だった。andymoriを好きだと確信したのはSSTVのモンスターロックの中で行ったスタジオライブの「1984」を観た瞬間からだったからだ。正直何回観たか分からないくらい、観た。
そこからはもう怒涛の流れだった。アンコールで6曲披露する人たちを見たのは後にも先にもandymoriしかいなかった。(そもそも1本のライブでトータルで41曲披露したのも彼らしか知らない)最後にやった曲はLife Is Partyだった。どうしてこのセトリ順にしたのか、この曲を最後にしたのか、私には知る由もないなけれど、ただ "10年経ったら" という歌詞の入るこの曲を最後にやってくれたことは、当時の自分からしたらとてつもなく救われた感覚になったんです。

・10年という数字


正直好きなように、やりたいように生きてほしいので、来年10年経つから何かしてほしい、ということではないのだけど、当時はあまりにも遠く感じた10年が、もうすぐ側まで近付いてきていて、それが自分の中で不思議で何とも、140字ではまとめることが出来なさそうだったので、今回ブログに書き殴った感じです。

皆さんの中にあるandymoriがこの先も最高に素敵であるといいなと常々思うし、まだandymoriに出会ってない人も この先出会える可能性があるというだけでワクワクする感覚もある。自分がリアルタイムでandymoriを見届けられたことも、誇りに思うし過去の自分に多大な感謝をしている。その全てが嬉しく、愛してやまないです。  

今年のSWEET LOVE SHOWER2024年に壮平さんの出演が決まった。壮平さんがラブシャに出るのはandymori解散ライブをする予定だった2014年ぶりになる。実に10年ぶりだ。新しいアルバムがリリースされて、ツアーも行うし、その延長線上であることに間違いないだろうけど、私はその姿を見届けに行くことにした。どんなライブになるのか今から楽しみで仕方ない。

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今でも個々の活動も当たり前に全員変わらず応援しています。

小山田壮平さん、藤原寛さん、岡山健二さん、後藤大樹さん、(ファンファン📯) この先もこれまでもずっとありがとう。

2023/10/15

※2024年追記

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