リピート顧客を失った原因は○○-ココナラノウハウ-
WEB制作界隈で「最安値でも実績を積むことが大切」「自分で稼いだお金は時給換算以上の価値がある」という話をよく見ませんか?
この話部分的には正しい面もありますが、意味を取り違えると自分を消耗するだけの1人ブラック企業へとまっしぐらです。
今回は間違った価格設定でリピート顧客を失った、私の失敗談をお届けします。
この記事の結論
・リピート顧客を失った原因は「低単価」
・価格じゃなくてサービスのファンを増やそう
500円でも実績が欲しかったあの頃
ココナラを始めたての頃、とにかく実績が欲しかった私は最安値の1万円でサービスを出品していました。
(最安値が1万円だったので1万円で出品しましたが、本気で500円でもいいから実績化したいと思ってました。システムで止めてくれてありがとう、ココナラ)
徐々に売れるようになってきた時、初期に購入頂いたお客様から「またご依頼できますか?」のメッセージ!
この時実は少しずつ値上げをしていたのですが、私は喜んで案件を受け、金額の相談を受けた時につい「〇〇様は今後も1万円で大丈夫です!」と浅はかな約束をしてしまったのです。。
値上げ交渉で音信不通に
このお客様は月に一度ご依頼を頂ける仲に。
とってもありがたいお話だったんですが、徐々に1ページの作成量も増えていき、「このお客様の受注を受けるより、他の受注を受けた方が割がいい」という状況に陥ってしまいました。
そして悩んだのですが値上げしたい旨をお伝えしたところ、そのまま音信不通で連絡が途絶えてしまったのです。
最初のリピーター様でしたし、自分では人間関係も築いていると思っていた方からプツンと連絡が切れてしまったことは本当にショックでした。
私の失敗原因
①感情で価格調整してしまいビジネスの視点が抜けていたこと
②顧客の選考基準が「中身<価格」であることに気づけなかったこと
が私の失敗の原因です。
受注の経験が少ないうちって特に「自分なんかのサービスを買ってくれる顧客にとことん尽くしたい!!」という気持ちになりがちです。
giveの精神は大切なものですが、忘れてはいけないのは「お金を貰っているビジネス」なんだということ。
「適正な価格で、適正なサービスを提供する」ということを意識する必要があります。
そして顧客の中には選考の第一条件が「価格」という方もいらっしゃいます。特に相みつをとるようなココナラ利用にも慣れてる方に多いですね。
これって求めることの優先順位の問題なので顧客が悪いわけでは全くないです。
ただその価格を反永久的に適用することが難しければ、自分のサービスに価値を感じてくれる顧客を探したほうが消耗せずに働けます!
それでも実績を積みたい時の値下げのポイント
◎値下げ期間と値下げの理由を明確にする
これに尽きます。
初期の価格で買っていただいた顧客にも、条件が変われば値段が上がることはご相談を受けたら明確に伝えましょう。
予め条件が提示してあることで、安値の時期に購入した顧客もリピーターになる可能性を残せます。
もちろん「価格」で探して注文に至る顧客もいると思いますがそれは「できるだけ安く頼みたい」顧客と「実績化をしたいあなた」でバランスが取れるので初期の戦略としてはありだと思います。
値下げで顧客を引き込むことは、あくまで実績がない時期などの一時的な対応。
ちなみに実績がないからと言って必ず最安値で出品する必要はないですよ。ポートフォリオや出品戦略で差別化できるなら価格は変えましょう。
平均価格が上がり、出品者が余裕を持って取り組める環境にしていきたいと思っています!
毎週土曜日にココナラノウハウを発信予定。ぜひご覧ください!
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