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#107 飲水思源
飲水思源(いんすいしげん)とは、中国の故事成句の一つで、水を飲む者は、その源に思いを致せ」という意味で、「井戸の水を飲む際には、井戸を掘った人の苦労を思え」という意味で使われる言葉です。
最初にはじめた人は、道が舗装されていない険しい道だったに違いありません。
どんなご苦労があったかを知らずとも感謝の心を忘れないことが大切に思います。
貞観政要に出てくる「創業か守成か」のように、どちらが大変かなどと競うことなく、ただ源に思いを致すことです。
現在社会は、あらゆる分野で「イノベーション=変革」が必要とされ、新しい商品やサービスなどのアイデアが生まれ、日の目を見ずに消えていっています。
「こんな風になったら面白いのに」「こうしたらもっと快適になる」と新しい工夫を考えています。
私たち消費者は、そんな苦労も知らずにその時の感情でレビューを投稿しています。
生まれた背景を想像することで、源に思いを致せると思います。
私たちにもご祖先様がいます。
今こうして暮らせるのは、辛くても苦しくてもご先祖様が、命を繋いでくれたからです。
私はお墓参りに行くと感謝の言葉とそれ以外に必ず伝える言葉があります。
その言葉を誓い伝えることで、自然と勇気が湧いてきます。
飲水思源を知ることで、心が穏やかになりました。
今日が良い一日でありますように
godaigenso
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