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家電操作難民問題がやってくるのではないか? 1,100万人規模で!

認知症の問題に関心を
持ってほしいと思い、
面白そうなタイトルを
つけてみようと、工夫しました。

今回のタイトルは、
『家電操作難民問題が
やってくるのではないか?』です。

認知機能の低下により、
家電の操作が覚えられなく
なることがあるようだという
情報に触れ、
家電操作難民問題が
発生するのではないか?
という仮説を持つようになりました。

この発想のきっかけになった
NHKさんの記事はこちら↓
もしかしたらプレ認知症かも!いまから始める認知症対策 | NHK

認知症になる手前の段階で
主観的認知機能低下(SCD)
があるそうです。

MIC(軽度認知障害)は
知っていましたが、
SCDは初めてここで学びました。 

どうやら、
認知機能の低下の
初めのステージで家電操作に関する
生活での不具合が出てくる可能性があると
自分にインプットしました。

SCDについて、下記にも詳しい内容があり
参考になりました。

「京都女子大学学術情報リポジトリ(京女AIR)」さん
03発達研究15_023_前田・岩原_cc15.indd (kyoto-wu.ac.jp)

日本の認知症の人は
2012年で約462万人、
MCIが約400万人程度

2025年には認知症の人は
約700万人前後になる
と見込まれているそうです。
(こここまで、厚労省の新オレンジプランを参考にしました)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/nop_1.html

2025年にMICが据え置きで
約400万人程度であると
仮定すると、2025年には、
認知症約700万+MCI約400万
=約1,100万人の方が、
主観的に認知機能低下(SCD)
を経験していることになるのかな
と考えました。

そうなると、約1,100万人の方が
家電の操作が覚えにくく
なることで、生活しにくくなっている未来が
あり得るのではないか?

私も、その中の一人になるのではないか?
と考えて、今回のブログタイトル
『家電操作難民問題がやってくるのではないか?
 1,100万人規模で!』
をつけるに至りました。

まずは、自分が家電操作難民に備え
何かうまくいったことがあれば、情報
配信をすることで、ひとつ共生活動への
貢献を果たしたいとおもい、
大人の社会見学に向かいました。

仮説が正しかった際の、
救いや提案を探す意気込みです。

見学先はこちら おすすめです
認知症のある人の福祉機器展示館
国立障害者リハビリテーションセンター研究所(所沢)
認知症のある人の福祉機器展示館 (rehab.go.jp)

こちらは認知機能が低下した方も
使いやすい家電やトイレ、など日常生活の
操作の工夫を学べるよい展示館です。

認知機能が低下するとどんなことが
操作しにくくなるのか、どんな工夫があれば
操作できるようになるのか?を
学んできました。

再現性のある困りごととして
操作を覚えられない、
忘れてしまう、
見当識に関わるものなど
さまざまありました。

見学の所感
家電や機器の操作部分(インターフェイス)って、
もっと人に寄り添えるし、
自由にカスタマイズできても
いいのではないか?と感じました。

現在は、リモート操作
スマホ操作、スマートスピーカーで
音声操作やセンサーによる
自動対応など様々なものがあります。

私自身は80年代生まれなので、
認知機能低下した際に、
昔から使い慣れている
スイッチ・ボタン等の操作が最期まで
寄り添ってくれるのではないかと
感じており、
30位年前のレトロ
電子レンジを見つけて
探求をしています。

TOPの写真がそちらになります。
家電は、決して機能だけではない…
深く、自分事として感じています。

また、もし認知機能が低下して
家電が使えなくなったときは、
ご本人が不便と感じる以外に、
その後の廃用につながるケースが
あるんだろうなと感じており、
そのあたりもまた書いていけたら
いいなぁと思っています。

いろいろチャレンジして、
希望を見つけたいと思います。
明るい社会への希望学の実践です。



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