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チャート式の功罪

高校数学やった事ある人なら多分一度はやった事がなくても名前くらいは聞いた事があるだろうチャート式

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その圧倒的な網羅性と難易度毎に(易 白→黄→青→赤 難)と全てこなすのは脳みそ的にも物理的にも死ぬ程時間がかかるというか不可能な賛否両論分かれる教材である。(因みに量が多すぎる上に『何を書いてあるかさっぱりワケわからん』から俺は否定派)

よく受験ブログでいついつまでに白チャート(教科書レベル)何周できたら青チャート(ココまでこなせたら東大合格も可能と言われるレベル)にみたいな事が書いているがそもそもそれが出来たら苦労せんわと💢

とはいえ授業を聞かずに自分で青チャート式をこなす猛者もいる。

一体この差はなんなのか?と小林 洋平先生に教科書とチャート式を見比べながら両者の違いや使用する際の注意点を教えてもらった🤗

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そもそもチャート【chart】 とは海図、航空用の地図という意味(カルテの意味もある)らしい。なので一問一問にキチンと問題を解く為の指針が書かれているし基本例題に絞れば順を追うと解ける様になっているよと(今日の今日までさっぱりそんな事を気にかけた事もなかった🤣)

コレだけいうならじゃあ時間かけたらチャート式出来るんじゃね⁉️と思うかもしれないが高校時代の記憶を辿ると黄チャートはおろか白チャートでさえ全く以ってそんな事はあり得ない‼️

そう、チャート式は確かに問題の解説は丁寧だけどその問題を解く為には教科書何ページ分の前提知識がないとそもそも問題を解くどころか何をすればいいのか指針の意味を理解する事すら不可能なのだ

なので教科書に書いてある前提知識があったり理屈はわけわからんでもゲーム感覚で問題を解ける場合にはチャート式は効果的な教材だが

高校時代の俺みたく前提知識がない上にゲーム感覚で問題を解けない状況でいきなりチャート式に当たるとチャートの難度に関係なく全く見た事もない言語の本を読まされる状態つまり『何を書いてあるかさっぱりワケわからん』となりまず間違いなく詰みますよと‼️

何をするにしてもそうだが「自分の場合はどうなのか?」を明確にしないとチャート式の功罪みたいな事になるし生徒の状況を見極めて各自の問題解決に適切な梯子をかける事が出来る教師が優秀な教師なのだろう。

その後ふと今解いてみたらどうなるかと数年前わけもわからず3時間必死こいてやってた問題が5分で解ける様になっていたのは嬉しい限り🤗


小林先生今回もありがとうございました😊

当面の目標である教科書とチャートを独力で理解出来る様コレからもボチボチと楽しんでいこう。

追伸

最近奥さんが図書館で小説借りるのが趣味になり読んでたので釣られて俺も読み始めたがなる程情景や心理描写を文字で追うめちゃくちゃいい練習になる。(俺の国語が鳴かず飛ばすだったのもきっと文章で情景や心理という作者や問題製作者のいいたいことを把握する力が弱かった為だろう)

しかし大阪市の図書館はいっぱいあるから借りたい本が行きつけの場所になくとも他の図書館にあれば借りれるし返すのは行きつけの場所でよい。しかも大抵のモノは揃うから税金を最大限活かしたサブスクだなぁとしみじみ思う。

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買ってしまえば今度読もうと中々読まないが💦返さねばならない分圧がかかるし、奥さんとお互い何処まで読めたか競争みたいな事をするので期限までに何とか読もうとするモンだし

おかげ様で一般書や専門書を読むスピードや要旨を捉える力も上がってきた‼️かもしれない🤣

追追伸
そんな小説の中で「数学なんて何の為にやるの?」と正に高校時代の俺みたいな奴がいたが何かをやる事自体に意味や価値をつけないと出来ない無粋な自分がいた事に最近気づいた。

システマにしろ数学にしろ他の事にしろ役に立とうがたたまいがやりたいからやるのである。その上更に役に立つというだけでありやりたくないならやらないでも別にいいかと最近は強く思う。

しかし就職や収入の格差をはじめとするやらない事のリスクを知らされずに入り口に立つ事もなく自らの手で可能性を閉ざしてしまうのはなんとも哀しい話だと昔の自分に伝えたい。

何のこっちゃさっぱりという人はとりま近所のカレーが美味かったという事で😋

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では皆様も善い終末を👋

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