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撮影会レポ:秩父鉄道SL夜間撮影会

OM SYSTEM ゼミ
神谷武志氏「夕闇の蒸気機関車・特別撮影会(秩父鉄道)」

OM SYSTEM 鉄道部の河本です。2023年11月末に開催しました秩父鉄道のSL「C58363」の夜間撮影会に同行させて頂きました。ふだんは入ることができない広瀬川原車庫構内に特別に入れて頂き、ご参加頂いた30名のお客様と一緒に、夜間撮影を存分に楽しんできました。

■ 撮影会の会場へ

夕方、広瀬川原車庫構内に入り、まずは通過する電車を肩慣らし撮影。そして、お客様を乗せた上りのSL客車列車が目の前を通過。なんと、私たちの前で汽笛を鳴らしてくださり、大盛り上がりしました。

安全第一。全員安全ベストを着用しての撮影です

■ 撮影会スタート

営業運転を終えたSLが戻ってきました。ライトアップを設置して撮影がスタートしました。転車台で回転、さらに蒸気も煙も出して頂き、SLの大きさ、音、匂いを全身で感じながらの撮影です。

転車台を回転するSLをねらいます
蒸気と煙でテンションが上がります

SLを留置線へ移動し、SLの前後からライトアップしての撮影です。前方から後方から側面から、立ち上がったりしゃがんだり、みなさん自由に動き回ってアングルを探して撮影をされていました。

煙と光の演出。撮影会の醍醐味です
どの角度からも美しいライトアップの演出
立ったり、しゃがんだり、手持ちならではの機動性

■ 撮影会終了

SLが入庫して撮影会は終了です。名残惜しい心を抑え、秩父鉄道スタッフの皆様に感謝の気持ちを伝えて車庫を後にしました。

最後まで名残惜しい撮影会

■ 三脚持ち込み禁止の夜間撮影会

お題は「手持ちスローシャッターの限界に挑戦」
今回は夜間の撮影にもかかわらず「三脚持ち込み禁止」とし、全カットを手持ちで撮影して頂きました。撮影会の冒頭に、神谷武志先生から「今回はシャッタースピード優先で、手持ちスローシャッターの限界に挑戦しましょう。」とのお題が示され、最初は不安な表情の方もいらっしゃいましたが、撮影が進むにつれ「手持ち2秒で撮れた!」、「手持ち4秒もいけるぞ!」などといった声があちらこちらから聞こえてきました。
自由なアングルで撮影
それだけではなく、夜間にもかかわらず積極的に動き回ってよりよいアングルを探しながら撮影を楽しんでおられました。カメラを三脚に固定してしまうとなかなかそうはいきません。OM SYSTEM の強力な手ぶれ補正により、夜間であっても三脚を使わず、機動力を発揮して手持ちで撮影できることを体感して頂けたと思います。


■ ご参加頂いた皆様・ご応募頂いた皆様へ

撮影会にご参加の皆様には、心より御礼申し上げます。至らない点もございましたが、皆様のご協力により気持ちよく撮影をお楽しみ頂けたかと思います。
また、定員満員によりご参加頂けなかったお客様には心からお詫び申し上げます。今後も色々な撮影会を企画して参ります。またのご参加を心からお待ちしております。


今回の撮影会では秩父鉄道様に絶大なご協力を頂きました。おかげさまで事故もなく楽しい撮影会を開催することができました。当日、停止位置の調整、前照灯や尾灯の点灯、蒸気の吐き出しなど、多くのリクエストに快くお応え頂きました秩父鉄道スタッフの皆様に、この場をお借りして心から御礼申し上げます。ありがとうございました。

それではまた、どこかの線路端でお会いしましょう!


STAFF GALLERY

撮影:穐田英則
撮影:河本 秀哉

文:河本秀哉
写真:穐田英則(OM SYSTEMアンバサダー)
河本秀哉(OM SYSTEM鉄道部)


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