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<連載>OM と旅する鉄道情景(第8回/高屋 力) GROUP K.T.R

記憶色を再現出来る「i-Finish」モードで被写体を鮮やかに


「i-Finish」モードとは?

OM SYSTEMのカメラに搭載されている「i-Finish」モードは、前身のオリンパスが開発した記憶色を再現する撮影モードです。
開発時のテーマは「撮影時の感動を思い出せる写真が撮影できる」というもの。昔から特に青系統の色再現には定評があり「オリンパスブルー」なんて言葉もあるほど!

瀬戸内の貨物列車を狙う

山陽本線の有名撮影地である周防大島にかかる大島大橋。
この橋の上から瀬戸内海沿いを行く貨物列車を撮影します。

まずは橋を渡る前に周防大島側から撮影

濃黄色の115系上り列車が通過。
橋を入れて。

瀬戸内海沿いを行きます。

広角でも撮影。

227系上り列車。朝日で車体がギラリと輝きます。
「i-Finish」モードで撮影しているので、海の色や山の緑が情景的に撮れています!

上カットと同じ列車が走り去っていきます。
よく見ると奥の方には対向の下り列車が…

先ほど見えていた下り列車がやってきます。

そしてお目当ての下り貨物列車がやってきました。
福山通運の緑コンテナ統一編成でした。

撮影機材
カメラ OM-1
レンズ 
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

筆者紹介

高屋 力 (タカヤ リキ/Riki Takaya )

1974年 京都生まれ。幼年期より鉄道に興味を持ち写真を始める。 フォトスタジオで6年間勤務。1998年独立「フォトオフィス高屋」を設立。現在に至る。 営業写真、商業写真の他にフォトコンテスト審査委員長、鉄道イベント、写真教室、高等学校写真部特別講師などでも活躍。 ライフワークとして抒情的な鉄道風景を表現すべく全国を放浪中。
公益社団法人 日本写真家協会(JPS) 会員
日本鉄道写真作家協会(JRPS) 会員


※GROUP K.T.Rとは、このnoteを担当する「鉄道を愛し、OMを愛する」3人のフォトグラファー牧野和人、神谷武志、高屋力の名前のイニシャルから取った頭文字です。
グループの首謀者神谷の準地元であり、OM SYSTEMの地元でもある「京王線」の旧社名をリスペクトした名称でもあります。今後もさまざまな鉄道ネタをご紹介していきます。どうぞお付き合いの程、よろしくお願いいたします。


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