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<連載>OM と旅する鉄道情景(第5回/高屋 力) GROUP K.T.R

M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO で夕刻を狙う


●M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PROとは?

M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO は、35mm換算300-800mmの超望遠ズームです。内蔵テレコンバータを使用すれば、1000mm相当。さらに外付けのx2テレコンを装着すれば、35mm換算2000mmを手持ちで撮影出来てしまうすごいレンズです!

●夕刻を狙う

取材中何気ない場所で、朝焼けや夕焼けなど絵になる情景に突然遭遇することがあります。知り尽くした撮影地なら、前もって知っている撮影地に向かう事も出来ますが、あまり知らない路線だと悩んでる時間はない。移動している間に撮り逃すこともあります。
そんな時、超望遠で何気ない場所を非日常に変える!!僅かなチャンスを機動性のある超望遠が助けてくれる。これは本当にありがたいです!
そして、今回も…

●山陽本線を西に向かっていると…

山陽本線の糸崎駅あたりで突然いい感じの光線が!
日中、曇り気味だったので完全に油断してました。
とりあえず糸崎駅の東側の踏切へ。
着いてすぐに上りの貨物列車が通過して行きます。
もちろん踏切の外からの撮影です。

そして、だんだんといい感じの空模様に!
この場所は、残念ながら夕陽が直接目視出来ませんが、超望遠のおかげでいい感じの空気感が表現出来たと思います。

山陽本線糸崎駅は東西からやってくる電車の乗り換え駅。それぞれの方面からきた電車はこの駅で折り返して戻って行きます。


この電車は広島方面から来ましたが、すぐに折り返さずに引き込み線に入線します。車体が綺麗にギラリします。

下りの貨物列車が通過します。
同じタイミングで岡山方面に向かう115系も発車です。

ほんの少しだけ太陽を見る事が出来ました!

●そして陽は沈む

やはり夕焼けのいい空の時間はほんの一瞬だけ…
そんなにいい撮影地とは思いませんでしたが、このレンズに助けられました。もう少し撮影する事に。

上り貨物が通過。

岡山方面から最近走り始めた新車、227系Uraraが入線

広島の227系Red Wingと並びます。

分かりにくいですが、115系湘南色と遭遇!

そして227系Uraraは岡山方面に戻って行きます。
留置線に停まってるRed Wingの脇を駆けて…

撮影機材
カメラ OM-1
レンズ 
M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

筆者紹介

高屋 力 (タカヤ リキ/Riki Takaya )

1974年 京都生まれ。幼年期より鉄道に興味を持ち写真を始める。 フォトスタジオで6年間勤務。1998年独立「フォトオフィス高屋」を設立。現在に至る。 営業写真、商業写真の他にフォトコンテスト審査委員長、鉄道イベント、写真教室、高等学校写真部特別講師などでも活躍。 ライフワークとして抒情的な鉄道風景を表現すべく全国を放浪中。
公益社団法人 日本写真家協会(JPS) 会員
日本鉄道写真作家協会(JRPS) 会員


※GROUP K.T.Rとは、このnoteを担当する「鉄道を愛し、OMを愛する」3人のフォトグラファー牧野和人、神谷武志、高屋力の名前のイニシャルから取った頭文字です。
グループの首謀者神谷の準地元であり、OM SYSTEMの地元でもある「京王線」の旧社名をリスペクトした名称でもあります。今後もさまざまな鉄道ネタをご紹介していきます。どうぞお付き合いの程、よろしくお願いいたします。


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