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<連載>OM と旅する鉄道情景(第7回/牧野 和人) GROUP K.T.R
重連の宴
蒸気機関車の里、山口線で待望の重連運転が実施された。
今回の主役はC57と本線走行用に再整備されたD51だ。
撮影で慣れ親しんだ山路へ向かう直線区間で列車を待つ。
汽笛二声。順光下の機関車は美しくも優しい表情である。
画面の中は程なく、吐き出された煙と蒸気に席捲された。
![](https://assets.st-note.com/img/1700474491890-QQqBPL6aiF.jpg?width=1200)
大型機関車同士の重連からほとばしる迫力を表現すべく、
望遠レンズを用いて画角を調整し、沿線の山深さを表現。
立ち上る煙は重なって、緊張感が漂う現場を盛り上げる。
圧縮された画面の中で列車はゆっくりと勾配を上り来る。
ブレに気を配りつつ、落ち着いてレリーズを押し込んだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1700474571010-LbOy6q7yEU.jpg?width=1200)
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筆者紹介
牧野和人(マキノ カズト / Kazuto Makino )
![](https://assets.st-note.com/img/1700473315709-JOggFnMjYu.jpg?width=1200)
写真家。
幼少期より写真撮影に親しむ。2001(平成13)年より写真業、執筆業を生業とする。
臨場感に富んだ画像を撮影すべく、全国各地を訪れている。撮影成果は一般誌、児童書、旅行誌、鉄道趣味誌等に掲載。企業ポスター、カレンダー、時刻表の表紙等の大型図版も手掛ける。
※GROUP K.T.Rとは、このnoteを担当する「鉄道を愛し、OMを愛する」3人のフォトグラファー牧野和人、神谷武志、高屋力の名前のイニシャルから取った頭文字です。
グループの首謀者神谷の準地元であり、OM SYSTEMの地元でもある「京王線」の旧社名をリスペクトした名称でもあります。今後もさまざまな鉄道ネタをご紹介していきます。どうぞお付き合いの程、よろしくお願いいたします。
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