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プルメリア11月〜4月

11月〜4月の管理

屋内へ移動

10月の後半から11月になると、最低気温が15℃を下回ることが多くなり、プルメリアを屋内へ移動します。
前回2023年10月の気温をみましたが、こちらが11月の気温になります。

2023年11月の気温

10日ごろまでには屋内へ移動するのが安全です。この時期が近づいて来たら、週間予報をチェックし、移動日を決めます

10月から害虫駆除など準備をしておき、鉢に置いてある肥料は全て取り除きます。
屋内での害虫被害を抑えるためにも、葉は全て落とすことをおすすめします。
葉を落とす時は、消毒したハサミなどで、軸を最低1cm程度は残して切り落とします。
ウイルスなどの感染を防ぐためにも、必ず軸は残します。数日すると軸は自然に落ちます。
樹液など垂れてくるので、晴れの日が続くようでしたら、屋内移動する1〜2日前に葉を落としておきます。

葉を落とした苗

屋内での散水

基本的には散水しません。11月から3月ごろまで1度も水を与えない人もいます。
置き場所によっても変わってくるので、注意が必要です。
葉を落とし、室温が低めのところに置いてあるプルメリアは休眠状態になり、水を消費しません。
その場合、水を1度も与えなくても枯れることはありません。比較的過ごしやすい室温を常に保っている場所に置いていると、ゆっくりですが水を消費します。
幹が硬いけどシワがよってきた場合、土の表面が軽く濡れる程度の水を与えます。水の量は、鉢の大きさや根の張り具合でも変わってきますので、コップ半分くらいの水から調節します。

気をつける点

  • 基本は水を与えない。幹のシワや苗の先端の乾き具合を見て、土の表面が軽く濡れる程度の水を与える。与えても月に1〜2回程度。

  • 常に室温が高いと新芽が動き出すこともあり、水を与える必要があることも。

  • 常に室温が高いと、ハダニの被害が出ることもあるので、葉や苗の先端をチェックする。被害が少なければ、濡らしたペーパーなどで拭き取り対処する。被害が多い場合は薬剤散布。

  • 週1程度で株元、先端のチェック。先端にシワがより萎んできた場合、置き場所が寒い可能性大。様子を見るか、先端をカット。株元が柔らかくなりシワがよっている場合、根腐れしている。水を与えすぎが原因の場合が多いです。乾かして様子を見ます。

  • 室内に置く場合、エアコンやファンヒーターの風が直接あたらないようにする。

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