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こんなはずじゃなかった案件

最近とても多いご相談。

「教室の利益が伸びない」について
今日はお伝えしたいと思います。


元々ボランティアで運営する教室ではなく…

ご自身で会費を設定して教室を立ち上げたものの
利益が5万円〜20万円という状況の方が
圧倒的に多いんですよね。

もちろん!
その数字で満足であれば良いんですよ。

利益10万円で満足の人もいれば
毎月50万円は達成したい!という人も。

でも、当初はそんなはずではなかった...という方が9割を占めています。


以前アンケートをお願いした際にも
明らかな原因ってこれだよね?という結果が出たのですが、

ただ指導ができる(経験がある)というだけで
教室を始めたという方が圧倒的に多かったんですよ。

(運営やマーケティングの知識ゼロの状態)

そしてもっと掘り下げていくと

「教室やってよ!」
「〇〇さんなら人が集まるよ」
「宣伝するから」

と周りの声に背中を押されて
教室を始めた方が多かったという事実。

これ、実は非常に危険なんですよね。

経験したことのない人の意見なんて
正直1番聞いてはいけないものなんです。

言い方は悪いですが
挑戦したことのない人の意見やアドバイスは
「無責任」でしかないわけです。

その言葉に期待して始めたものの

・集客ができない
・金額を伝えたら周りから人がいなくなった
・高いから無理と言われた
・理由をつけて入会しなかった

といったことは当たり前にあります。

そうなった時にその人のせいにしますか?
流石にできないですよね。

そこは全て自己責任なわけですから
何となく勢いではじめてしまったのであれば

まずは立て直すために

・何が不足しているのか?
・何を改善すべきなのか?

原因を理解した上で
目標利益から逆算してやるべきことを
明確にしていく必要があります。

・運営をガラッと変えるのか
・集客方法を見直すのか
・ターゲットを変えるのか

ただ、その改善すべき点がわからないから
みなさんもがいていることも理解しています。

そこでいくつかの改善すべき点を
以下に挙げますのでチェックしてみてください。

1)新規集客ができない

・アナログに頼っている
・教室自体が認知されていない
・コンセプトがぼんやりしている
・地域に競合が多い

2)会費が安すぎて利益が伸ばせない

・会費を上げることへのマインドブロックを壊す
・既存会員様との距離感
・何を差別化した強みとして価値提供できているのか
・コンセプトの再設計

3)人件費や経費がかかりすぎている

・施設使用料
・コーチへの報酬
・道具や設備への投資
・数字の把握

4)今でも十分だけど、もっと伸ばしたい

・売上の天井を打破できる施策
・オンラインの導入
・イベントの企画
・段階を踏んだクラス分け戦略
・リソースの確保

ただ利益が伸びないという課題についても
それぞれ背景が異なりますので、
これらを踏まえた上で

・今すぐ改善できること
・長期的に改善が必要なこと

これらの計画を立ててみてください。


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