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電卓コレクション Vol.3 CASIO fx-JP500

関数電卓も進化したものだ。
画面表示は先代の4倍の解像度になり、演算速度も数倍速くなった。
モードや設定、エラー表示も日本語で表示される。
高精細すぎて数字が小さくて見にくいと思う人もいるかもしれない。

こちらは私が大学生の頃に出たモデル。洗練されたデザインと画面表示が当時最先端でかっこいいと思って買った3台目の関数電卓。
積分やシグマの計算も速い。
わざわざメモリーのXボタンが独立した。たぶん積分などの計算式を入力するのを楽にするためだと思う。

前回の記事で一行表示の関数電卓を紹介した時、関数電卓には複雑な機能は必要ないと綴った。

しかし、現在関数電卓の需要の多くは理系大学生か専門の資格試験の受験生が占める。

彼らにとっては、関数電卓はわかりやすく見やすい方がいいに決まってる。
関数電卓の使い方を覚える時間があれば勉強に費やしたい。
積分やシグマも出来る方が便利である。

現在、関数電卓選びに迷っている人には、とりあえずこの電卓を買っておけとお勧めする。
直感的に操作できるので間違いない。

ちなみに、このCLASSWIZシリーズには、500の他に、700、900があって、数字が大きいほど高機能。こちらにはベクトルや行列、さらに元素周期表や表計算の機能があるが、これはさすがに関数電卓にさせる仕事ではない。500で十分。

……とはいえ最近は一行表示の関数電卓ばっかり使ってるなあ。
一行表示は初心者にはお勧めしないけど……。

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