2回目の大学病院(血液検査の結果編)

困惑と不安が入り混じる診察が終わった。

いまだ原因が見えない体調不良。いや、体調はそこまで不良ではないけど、「異常」とだけ言われる血液検査結果。
健康診断の結果に書かれてあった「要医療」の文字が頭の中を駆け巡る。
そして突っ込む。
医療、始められないんだけど。

お医者さんでもわからないものが、私でわかるはずないのは百も承知だけど、私の感覚は私が一番わかってるし、私直観鋭いという勝手な思い込みを胸に、少しでも原因に近づきたいと、私は先生から受け取った、先日の血液検査の結果を取り出した。

8本採取された血液で調べた、超、超、超、精密検査。
今まで見たことない項目が並ぶその結果より、気になったのはこのあたりだった。

総ビリルビン: 1.5H
AST(GOT): 263H
ALT(GPT): 458H
ALP: 352
LDH: 221
γGTP: 115H

白血球: 4.9
赤血球: 4.91H
ヘモグロビン: 15.6H
ヘマトクリット: 45.7H
末梢血液像
 Segment, Neutro: 53.7
 Lymphocyte: 31.6
 Monocyte: 9.5H
 Eosino: 4.4
 Baso: 0.8
フィブリノゲン定量: 181L
総蛋白: 8
アルブミン: 4.3

CRP: 0.03
総胆汁酸: 30.8H
プロコラーゲン3ペプ: 0.8
IV型コラーゲン7S: 6.8H
M2BPGi
 判定: 1+
 C.O.I: 1.7
IgA: 168
IgG: 2113H
IgM: 189
IgE-RIST: 91
抗ミトコンドリアM2:
 判定: -
 インデックス: <1.5
抗核抗体:
 希釈倍率: 40
 Homogeneous型: +
 Speckled型: ー
 Centromere型: ー
 Nucleolar型: ー
 Peripheral型: ー
 Granular型: ー

ALBIスコア: -2.73
ALBI grade: 1

ASP、ALPが相変わらず高い。黄疸こそないが、総ビリルビンが徐々に上がってきていることが気になる。

大学病院初診の先生が紹介状を見て、抗核抗体と抗ミトコンドリア抗体が陽性だから、原発性胆汁胆管炎の可能性が高いと言われたが、今回の結果をみると、抗ミトコンドリア抗体は陰性のように思われる。見方がよくわかんないから何とも言えないけど。

それよりIgGが高いことを考えると、自己免疫性肝炎の予感すらしてくる。総胆汁酸やM2BPGiをみると、進行度は慢性肝炎で繊維化は中度弱くらいなのではないかと感じた。

うん、まったく素人見解だけど。

そんななか、既知の持病であるバセドウ病や潰瘍性大腸炎との併発は、自己免疫性肝炎よりも原発性胆汁胆管炎のほうが多いというのをネット記事で見かけた。
単なる偶然の発症ともとらえられるが、すべてが自己免疫による原因不明の病つながり気にかかる。

うん、やっぱりわからない。

先生が言った意味が分かったような気がした。やはり肝生検をしてみないといけないんだ、そう思った。

2週間後に検査、そしてそこから3週間後、3月末に結果がわかる。いやむしろ、原因よ、見つかっておくれと願うのみ。治療を始めたい。

探したけれど見つからない日々、でもまだまだ探す気だから。
そして一緒に踊りたい。うふっふーって。



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