2017年のニューヨークで

初めての1人海外旅行は、アメリカのニューヨークだった。なんとなく、その時影響を受けたり好きだったりしたアーティストなどが、ニューヨークで人生の転機があった語っていることが多くて、いつか行ってみたい!と心惹かれたからだった(ミーハー心で)。

行ったのは2017年で、自由の女神は見なかったけれど、有名な観光地はだいたいまわった。5番街で道の両サイドに国旗がずらっと並ぶ景色を目の前にして、ドラマみたい!!と思った記憶がある。

印象的だったことはたくさんあるけれど、その中で2つ。
1つめは、アンディ・ウォーホルのキャンベル・スープ缶などの展示がある、ホイットニー美術館で「All gender restroom」を初めて見たこと。ジェンダーという概念を徐々に理解し始めた頃だったと思うけど、「こんなものがあるんだ!進んでるな!!」と衝撃を受けたのを覚えている。

もう1つは、STRAND BOOK STOREで「FEMINISM is COOL」のステッカーを買ったこと。この時はまだ、自分をフェミニストと名乗るのにはちょっと勇気が必要だったと思う。でもあの時の私が、きっと(特に当時の)日本ではなかなか見かけない、このステッカーを買ったことをうれしく思う。今となっては、1個じゃなくてもっといっぱい買っとけばいろんなところに貼れたのに!と思う。

今は転職してあまりお金に余裕がないけれど、またどこかへ旅に行きたいな。

左はFEMINISM is COOLのステッカー、右はi DON’T CARE ABOUT YOUR GENDER iF YOU OFFER Flowersのステッカー

*ちなみに去年パリに行った時には、Les Mots à la Boucheという本屋さんで「i DON’T CARE ABOUT YOUR GENDER iF YOU OFFER Flowers」ステッカーを買いました。

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