ChatGPTで「チャグる」と呼ばれる日
みなさん、ChatGPTしてますか?
この「ChatGPTしてますか」と入力するのはすごく煩わしいですよね。
パソコンであれ、スマホであれ、英字入力する必要があり、後半のGPTに至ってはすべて大文字です。
「検索する」は「ググる」って略しますよね。
言葉としてすでに短く、さらに日本語入力モードだけで打てる言葉であっても「ググる」というさらに短い言葉に略されるくらいです。ググるに限らずさまざまな言葉を短縮してきた日本人がこのまま「ChatGPTで〇〇した」という表現を使い続けるはずがありません。
もちろんまだ普及し始めた段階である現状では、「ChatGPTで」という言葉がキャッチーなのであえて使われることも多いと思いますが、一般の認知度が上がってくると必ず略称で呼ばれることになります。間違いありません。
略称と言えば、昭和の終わりのころに『最近の若者は木村拓哉を「キムタク」などと略す。なんでも略すのは若者文化だ』なんて評がありましたが、もっと昔(1950年とかそれくらい)に榎本健一という人がいて、その人は「エノケン」って呼ばれて親しまれていたそうです。
つまり略すのは昔からある日本文化です。みなさん、略称に負い目を感じず、どんどん略しましょう。
と、話がそれたところで閑話休題。
では、どのように略されるようになるでしょうか。
まず、最初に思いつくのは「チャジる」です。
「チャット ジーピーティー」なので「チャジる」。
…まあ安直ですね。でも略称なんてそもそも安直なものです。
ただ、この「チャジる」ってちょっと発音しにくい気がします。字ずらも馴染みなく(だから新規性があって流行る可能性もありますが)、一般に使われるようになるだろうか、という疑問もあります。
では何と略されるか。
ChatGPTは「ネットのサービスを使って自分の思考や作業を補完するもの」です。こういったネットのサービス名を動詞化するとなると、やはりその前例である「ググる」に引っ張られる可能性は高いでしょう。
それを踏まえた上で最有力候補は「チャグる」です。
GPTの「G」の子音を残しつつ、「ググる」と同じような音感があり馴染みやすい。
テレビが「女子高生の間でウワサの『チャグる』とは?」みたいな特集を組んだらもう略称は「チャグる」で決まったようなものです。
もう一つの候補は「チャギる」です。
昔(今日は昔話多めですが)、「チャギントン」という子供向けアニメ番組があって、それを連想させる可愛らしさがありますよね。子育て世代は「チャギる」を推すかもしれません。いや、チャギントンの知名度微妙かな…。まあこれもテレビが「女子高生…(以下略)」
結局最後は「メディアがどれを流行らそうとするか」が強いと思います。
でも、メディアが流行らそうとして流行らなかった略称も多いですし、メディアがどれかを推しても、SNSや巷で別のどれかが常用され始めたら、そちらがスタンダードになるかもしれません。
どれが一般化するんでしょうね。もしくはその他の何かでしょうか。
冒頭に話した通り「ChatGPTで〇〇する」という表現は入力しにくい&会話で言いにくいので早晩略称にとって代わられるでしょう。早ければ今年の夏には略称が固定化すると思います。
みなさんはどのような略称が一般化すると思いますか?
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