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新生活で困っていること

発生した事実)
3月から転職したけど、会社になじめない
訴え)
強い政治家がもてはやされる昨今ですが、奴らは弱者への配慮がない

本文)
既存のコミュニティーに1人で飛び込んで仲良くしてもらうことは、なかなかハードルが高い。進学して新1年生になった場合なら、クラスの多くの人が(新しい友達を作りたい)と思っているので相互マッチしやすいが、既存のコミュニティーではすでに仲良しグループができあがっているため、彼らはとりわけ新しい友人関係を渇望していない。新しい環境で友達が欲しいのは新入り側だけ。これは大学院で他大学に進学したときに痛感した。
そこに3月から国や自治体の首長によるトップダウンで新しい生活様式を強要されることになった。マスクにソーシャルディスタンス。会話を控える。歓迎会もない。


同居するパートナーが仕事で感染症の患者を看ることもあるので、オレも感染拡大防止のためにあえて社内で距離を置いている。ただ今まで人類が誕生して以来、物理的に距離を取っているヤツは仲良くする気がないことは明白で、無意識のうちに、生物の勘として(なんだコイツ)(今回の新人はなんかおかしい)(避けてるんじゃないか)(面白くねーな)(不愉快だ)という印象をどうしても与えてしまうらしい。オレだって密になって会話したいし、親睦会で酒を飲み交わしたい。

これは強調したいんだけど、お互いに感染拡大防止をしているのに、新入りだけが「友達ができない」という不利益を被っています。いじめられているわけではないが、除け者にされている感じ。

政治家は感染者数しか見ていません。感染者数が増えると支持率が低下して、次の選挙で勝てないから。感染者を出さないことだけが重要。でも我々は人類の繁栄のためだけに生きているのではありません。世界人口100億人突破することはそんなに重要ですか。心臓が動いていても、心は死んでしまいます。心のケアが一切ない。

今年度から一人で新しい環境に入った人は同様の悩みを抱えて困っていると思います。政治家の皆様は地元密着で支持者がたくさんいるから気付いてないと思いますが、私はこの町に友達が一人もいないんですよ。2m以上距離を置いてマスクして会話を控えて、気の置けない友達なんてできるわけがない。小池百合子が22日の会見の最後に「みんなで心を一つに!」と締めましたが、これは強者のセリフです。みんなって何だよ?

インフルエンサーさんにお願いがあります。「あなたを避けているように見える人がいるかもしれません。でもそれは新しい生活様式のせいです。だから意識して仲良くしてあげて!」というメッセージを発信してください。このまま定年までよそよそしい雰囲気の職場でやっていくのはうんざりです。

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