ロックマンエグゼをプレイした(中編)
どうも、デュアルショック4でイヤホンジャックが中折れしたふらみです。
取り出せそうにないんで、泣く泣く修理に出して中古を買おうと思ったんですけど、今ってかなり品薄なんですね…
さて前回に引き続きロックマンエグゼの感想とかについて。
今回は4と5について。
ロックマン エグゼ4 レッドサン/ブルームーン
強敵のソウルと共鳴し、ダークソウルに立ち向かえ!
自分はレッドサンをプレイ。
本作は3から続きレッドサンとブルームーンの2バージョンがあり、入手できるチップやトーナメントで対戦できるナビが異なっています。
ロックマン エグゼ5 チーム オブ カーネル
新たなるリーダー カーネル登場!
インターネットを悪の支配から解放せよ!
自分はカーネル版をプレイ。
本作はチームオブカーネル、チームオブブルース、ツインリーダーズの3バージョンがあり、入手できるチップやチームに加入できるナビやシナリオ(かなり重要)が異なっています。
ダークチップとソウルユニゾン
エグゼ4と5はこれまでのシリーズとは大きく異なる点が多い印象でした。
敵は1~3とは異なりダークチップシンジケート ネビュラという組織。
テーマも善悪論がベースとなっています。
例えばこのメットールの里を救う場面。今までは”ウイルスは倒すべきもの”というような側面でしか扱われていなかったと思うんだけど(3では育ててたが)、自分を救ってくれたロックマンに対して感謝するという、また違ったウイルスたちの側面が描かれていて、この善悪のテーマの象徴的な一場面となっていると思いました。(炎山だったら容赦なくいってそう)
また4と5で忘れてはならないのはダークチップの存在。
「ダークチップヲツカイナサイ…」「ツヨクナリタインダロウ? ツカイナサイ…」
ダークチップは普通のチップとは異なり、めっちゃくちゃに強い。
ただ強大な力というのは大いなる代償を伴うもので、使用するとナビは悪の心に蝕まれていくようになります。
4からはココロウィンドウなるシステムが登場します。
これはナビの精神状態を表した横顔でプレイヤーのバトル中の行動(被弾とかカウンターとか)によって変化し、被弾が続くとロックマンは「不安定な」状態になります。この時にダークチップは出現し使えるようになります。
人間だれしも、不安な時や弱っているときは、ついつい楽になろうとしたり悪の道を選びがちですが、ゲーム中においてもそれは同じでプレイヤーは自身のカルマを試されているのです。
(こういう姿勢が大切)
ちなみにダークチップを使用するとロックマンが「悪状態」になり、戦闘後に最大HPが1減少してしまい、しかも二度と戻らない。
じゃ、邪悪~!
じゃあ逆に善状態ならどんなことができんの?ってなるとソウルユニゾンができるように。
ソウルユニゾンは強敵と戦うことでロックマンの魂が共鳴し、そのナビの力を得るというシステム。具体的にはそのソウルに対応したチップをいけにえに捧げ、3ターン限定でその力を得ることができます。
これがなかなか強力で、基本的には使用するユニゾンを絞ってフォルダを構成していくのがセオリーとなります。ガッツソウルなんかは無属性+30のボーナスを得られるのでそれはもう強すぎる。(5はダークチップを生贄にし、悪の力をも克服したカオスユニゾンもある。画像のトードカオスなんかはアホ強い)
こんな感じで4と5には2パターンの選択肢があり、プレイヤーに善と悪の選択がゆだねられています。
ストーリー
ロックマン エグゼ4 レッドサン/ブルームーン
WWW(ワールドスリー)との戦いから5ヶ月、光熱斗は6年生となった。
科学省の「ウィルス研究室」の尽力により、召喚したウィルスとネットナビがより長くネットバトルで共闘できる技術が広まった。小惑星が地球に衝突し、地球に甚大な被害を及ぼそうとしていた。世界中から科学者達が招集される事が決定された中、世界でも有名な科学者である熱斗の父・裕一郎は久しぶりに息子達と買い物に出掛けていた…。
個人的な感想としてはなんだけど、、正直4はちょっとストーリーの物足りなさが感じられました。
トーナメントレッドサン(ブルームーン)に勝ち進みながら、対戦相手のストーリーを進めていく。のだが、正直おつかい感がすごく強い、、、
というのも4はシリーズ唯一の周回制だからなのかな。
トーナメントで対戦する相手はランダムで、一度の周回では対戦しないナビもいる。ソウルユニゾンを得られるのはトーナメントで対戦したナビのみ、ということで最低でも3周しないとすべてのソウルを得られない。
そして裏シナリオに挑戦する条件が、すべてのソウルを得ていることとなる。そうした背景もあり、ストーリーのボリュームが少なく、こうしたおつかい要素を多く取り入れたのだろうか。
ただソウルユニゾン、ダークチップ、周回など様々な新要素が数多く追加されている。こうした要素が後々の5や6につながっている部分も多くあり、実験的な挑戦を試みていて色々仕方なかった部分もあったのかなと思う。(もともと3で完結予定だったとか、4.5と同時に開発しててスケジュールが色々大変だったとか)
5のプロローグ、導入と考えるべきかなと思っています。
でもこのヒノケンや、リーガルの命を削った行動、トーナメントで優勝したときの熱斗くんのセリフだったり好きなところもたくさんあります。だからみんな、買おう!
ロックマン エグゼ5 チーム オブ カーネル
ある日、「見せたいものがある」と父、祐一朗に科学省へ呼ばれた熱斗達。そこへ突如壊滅したはずのネビュラが襲撃を仕掛け、祐一朗を誘拐。更にメイル、デカオ、やいとのPETを奪う。時を同じくして、インターネットもネビュラに乗っ取られてしまった。ロックマンは科学省が結成したチームに入り、他のナビたちと力を合わせてインターネットのエリアをネビュラの手から解放(リベレート)してゆく。
5は4で壊滅したはずのネビュラが、パパを誘拐しさらにインターネットも占領されてしまいます。そこで、謎の男バレル率いるインターネットを解放するリベレートチーム、チームオブカーネルに参加してネビュラと戦います。
そりゃこんな人材いたらスカウトもするよね。
そういうわけで5はインターネットを解放するリベレートミッションが目玉要素となっています。(画像はブルース版)
インターネットの各マップを舞台にシミュレーションとエグゼのバトルを組み合わせたゲームモードで、フェーズ制で行動を繰り返し、チームのメンバーの適正に合わせて能力を使い分けボスのデリートを目指します。
クリアしたフェーズ数によってもらえる報酬も異なり、今までの戦闘単位でのミクロな視点だけでなくマップでのマクロな視点も必要になっているのが非常に面白かったです。
それにこのモードはロックマン以外のナビも使える!
カーネル版を選んだのには理由があって、カーネル版はブルース版にはないストーリーが追加されているのです。正史はカーネル版?らしく、6に繋がるストーリーが終盤で追加されてます。
(ブルース版では謎の声の人物だったワイリーが登場)
ここのワイリーも、5では善と悪のネビュラ編を象徴するシーンでした。
息子のリーガルを正しい道に導いてやれなかったことを悔いる父親としての一面、また彼を止めるために宿敵である熱斗くんにカオスユニゾンの方法を教えたのも恐らく彼でしょう。(差出人不明のメールが届く)
ネットワーク社会への復讐に燃える男の一片の善性を見ることができて、「いきているものはみんな、いいココロもわるいココロもりょうほうもっている」からこそわるいココロに負けてはならないっていうテーマにつながっていて好きです。
プレイしたいよ~!
そういえばプレイ環境はWii Uです。
もう20歳を超えてからあのGBAの画面は正直目がしんどいのよ…
Wii Uはエグゼシリーズ作品を全てVCで遊べるんです!(4.5やバトルチップGPまである!)
どれも715円で買えるからプレイしてくれ~!