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Brainに移行しない理由

本日2020年1月30日にBrainがリリースしました。

Brainはほぼnoteと同じようなサービスです。

noteと違う点は以下の点です。

・紹介制度がある(レビューもある)
・販売手数料が12%(※紹介なしの場合)
→noteは15%

紹介制度があるとなみのりが書いたコンテンツが良いと思えば、紹介して買って貰えれば、紹介した人が報酬が入ります。

結果いろんな人が紹介すれば、多くの方に広まりなみのりにも利益が増えます。


今回丸1日掛けてBrainの移行を検討しましたが、見送ることにしました。
理由は以下の通りです。



有料部分が非公開過ぎる

例えばnoteであれば、有料部分の文字数と画像の情報がわかります。

例えばこの2つのnote見て文字数と画像の枚数だけで熱意が伝わりませんか?

画像1

画像2

Brainには有料コンテンツにこのような情報が一切なかったです。

情報が一切ない状況で自分が客の立場になって他の方のコンテンツの良しあしを判断できないので買いたいなと思いませんでした。

ここは改善に期待です。



デザインが悪い

noteのデザインってシンプルなんですけど、精錬されています。
なんていうか、ふらっと入ってふらっと買うみたいなことができる空間を作り出しています。

noteのデザインはシンプルですが、すごく凝っています。
色のセンスからこのふわっとした感じとか高い技術があります。
簡単なように見えてこれは凄い技術です。

例えば、Twitterに誰か知らない人のブログがリツイートで流れて来てもクリックしませんが、noteだったらクリックしたくなる不思議な魔力があります。

どうもそういうものがBrainには感じられなかったです。

あと、ドメインについても同様です。
どっちの方がふらっとクリックしたくなりますか?

note→note.com
Brain→brain-market.com

せめてbrain.comだったら良かったのに、marketは商売商売し過ぎかなって。

デザインについても今後の改善に期待です。



コンテンツの並べ方が悪い

本屋でぶらーっと表紙を見て、気になる本に手を伸ばして、レジに持っていくという経験ありませんか?

Brainを見る限りそういう購買意欲をかきたてるものがなかったです。
Brainを眺めている中で、他のコンテンツを見て欲しいものがあれば買いたいと思ったのですが、どうも買いたいと思えなかったです。

ここはなんて説明すればいいか難しいです。
ここも今後の改善に期待です。



有料コンテンツが主役過ぎる

noteでは無料で記事書けます。
ですが、Brainではとりあえず価格を指定をして、有料部分を一番下にして一番下にしないといけません。

なんていうか有料コンテンツありきという方針ですね。



サーバーが弱い

元々昼とかでもちょくちょく繋がりませんでしたが、夕方になってからさっぱりです。

サーバーについては増強するでしょう。



限定部数で販売できない

ぶっちゃけあまり多く売りたくないコンテンツもあります。
そういうものに対して限定部数で販売することができません。

あと、部数を指定したら、実際にいくら売れているかが見れるというメリットがあります。

この場合だと6部売れているのが一目でわかりますね。

画像3

これも改善に期待です。



リンクカード

BrainはURLを入力したらリンクカードになる仕様にはなっていますが、noteのコンテンツをそのまま貼り付けたらなんか崩れた感じがしました。
気のせいかもしれないです。

あと、Amazon埋め込みですね。こんな奴。
これも非対応ですね。

今後の改善に期待です。



アフィリの効果に疑問

もしBrainに移行するならば最大のメリットは紹介システムです。
ですが、静観していましたが、「正直アフィリの意味あるのかなあ」って疑問に思いました。

他の人が良いコンテンツを発掘して、それを紹介しているということが見当たらなかったです。

中にはBrainの中に紹介記事を書いている方いましたw
よくもまあこういうこと思い付くなあって関心しました。

なんていうか、マルチ商法に見えるっていうか。
コンテンツを買ったら「これを紹介すれば稼げますよ」的な。
1個も買ってないのでわかりませんが。

アフィリをするにあたってしっかり内容をレビューをしている方がいないかなって。

自分のコンテンツをあのノリでアフィリエイトされたくないなって思いました。

あと買う前からはっきり「紹介報酬○%」みたいなの見えるのどうかなって。



手数料が実は高い

Brainの販売手数料は以下の通りです。

・紹介なし→12%
・紹介あり→24%

noteが15%なので、3%安い計算になります。
もし1万円のnote売ったならば300円得します。
月の売上が10万ならば、3000円得します。
ここの3%はメリット大きいです。


ですが、問題は紹介システムを使った場合です。
もし1万円のコンテンツ売って紹介経由だといきなり24%(2400円)手数料が掛かります。
紹介システムを利用すると売上の4分の1持っていかれます。


さらにそこからアフィリエイトの報酬を支払います。

報酬が20%だと手元に残るのが5600円
報酬が30%だと手元に残るのが4600円


紹介されればされるほど運営が儲かる仕組みです。
要するに、紹介のシステムに12%払っていることになります。

せめて、「紹介あり・なし」に関わらずnoteと同じ15%にして欲しかったです。



他の人のコンテンツの質(レモンの原理)

これはnoteにも言えることですが、他の人のコンテンツを見てちょっと大丈夫かなあみたいなものがありました。

デザインとかが悪いのもあるのかもしれませんが、単純に買いたいと思う魅力的なコンテンツがありませんでした。

まだBrain始まって1日なのに、「Brainで稼ぐ方法」みたいなものが売られていたり…


そういう人が目立ってしまうと、ちゃんとしたコンテンツを売っている人も良くないものに見えてしまいます。

これはレモンの原理(情報の非対称性)と言います。
レモンは皮が堅くて中身の果実が見えません。

売り手は取引するレモンの品質をよく知っているが、買い手はレモンを購入するまでそのレモンの品質を知ることはできない。(情報の非対称性)

そのため、売り手は買い手の無知につけ込んで、悪質なレモンを良質なレモンと称して販売する危険性が発生するため、買い手は良質なレモンを購入したがらなくなり、結果的に市場は悪質なレモンばかりになってしまうという問題が発生する。

単純にこのようなコンテンツの中に自分のコンテンツを混ぜたくないなって。



スイッチングコスト

これはマーケティング用語です。
いくら手数料が12%と安くても、乗り換えにもコストが発生します。

例えば、今回だとnoteって書いてある所をBrainに変えたり(実際はnoteのままでBrainで販売している方結構いた)、URL等のリンクを修正します。

またなみのりのnoteは定期的に更新するので、もう既にnoteで買って頂いた方の為にnoteで更新してさらに、Brainでも更新するのは手間だなあって。

逆にBrainに移行している人って、更新とかどうするのかなあ。



SEO

noteのSEOはめちゃくちゃ強いです。
Google砲とかも出やすいです。

一時期「オフパコ」の1位が有料noteってこともありました。

実際になみのりのnoteもSEO経由で売れたんだろうなっていうのを見掛けます。
これは結構バカにできないです。

あと、noteにもBrainにも同じコンテンツを置くことはSEO的によろしくないです。
重複コンテンツになってしまいます。
ペナルティを食らって、圏外になるリスクもあります。

SEOについては、今後次第かなと思います。



最後に

今回Brainは見送りましたが、今後の改善次第でまた検討します。


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