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「ロックンロールという言葉を世界中へ広めた男」

☆本日のテーマ☆
「ロックンロールという言葉を世界中へ広めた男」


「キング・オブ・ロックンロール」といえば、ほとんどの方が「エルヴィス・プレスリー」と答えると思いますが、「ロックンロールの父」といえば皆さんは誰を思い浮かべますか?

ロックンロール幕開けを告げた曲といわれている「Rock Around The Clock」を大ヒットさせた「ビル・ヘイリー」でしょうか?
それとも、エルヴィスや「ジェリー・リー・ルイス」などの数々のミュージシャンをデビューさせた「サム・フィリップス」でしょうか?

もちろん上記の二人は、「ロックンロールの父」と呼ばれていますし、その呼び名にふさわしい功績を残しています。
しかし今日はその二人以外で「ロックンロールの父」と呼ばれている人物の話をしていきましょう。

その人物とは、「アラン・フリード」。

彼は「ビル・ヘイリー」のようにミュージシャンでもなく、「サム・フィリップス」のようにプロデューサーでもありません。
彼はラジオDJとして「ロックンロール」を世界中に広めた立役者の一人です。
「ロックンロールの父」の他に、「ロックンロールの生みの親」や「Mr. Rock’n Roll」とも呼ばれています。

そういわれる所以は、今僕たちが聴いている「ロックンロール」といわれている音楽を、
「ロックンロール」という言葉を使って呼び始めたのが、彼だったからです。



「ロックンロール」という言葉はもともと黒人のスラングで、
「セックス」や「派手にやろうぜ!」「盛り上がろうぜ!」などの意味を持っていました。
しかし、彼は自分が担当するラジオ番組で黒人が奏でていたR&Bやブルースのことを「ロックンロール」という言葉を使って紹介し始めたのです。

なぜR&Bやブルースを、あえて「ロックンロール」という言葉で紹介したのには理由があります。

その当時のアメリカは激しい人種差別が社会の隅々に満ちていました。
トイレやレストランやバスなどの空間だけでなく、ラジオ番組も白人向けと黒人向けで分かれていた時代です。

そんな時代に白人向けのラジオ番組で、「黒人達のブルースです。R&Bです」と紹介しても、白人達に偏見を持たれてしまい、ウケない可能性が高いですよね
そうならないために、あえて彼は「ロックンロール」という言葉を使い「これはブルースともR&Bとも違う、全く新しいロックンロールという音楽なんだ!」と紹介し、R&Bやブルースを白人達にも受け入れやすくしたのです。

ラジオ番組の名前も「ムーンドッグズ・ロックンロール・パーティー」という名前にし、当時の白人音楽チャートを無視して、チャック・ベリーやリトル・リチャードなどの黒人ミュージシャンたちの音楽を流しまくります。

それらが功を奏し、黒人の中だけで親しまれていた音楽が白人の若者たちの心を鷲掴みにして広がっていきました。
もし彼がいなければ、黒人の音楽に興味を持つ白人はほんの少数のままで、ビル・ヘイリーやエルヴィスなどの白人ロックンローラー達の誕生もなかったかもしれませんね。

そして、今僕たちが当たり前のように聴いている「ロックンロール」は違う呼び方をされている音楽だったかもしれません。

まさしく、「ロックンロールの父」や「ロックンロールの生みの親」、「Mr. Rock’n Roll」などと称されるに相応しい人物ですよね。
その証拠に彼はミュージシャンではないにもかかわらず、沢山のロックンローラーと共にロックの殿堂に並んでいます。

そんな偉大な彼の命日が実は、今週金曜日の1月20日なのです。
だからこそ、その日は彼の功績を沢山の人に讃えてあげて欲しいと思います。
天国にいる彼はきっと喜んでくれることでしょう。

僕は下記のお気に入り2つを楽しみながら、「ロックンロール」という言葉を世に広めてくれた彼に感謝をしようと思います。

☆「Rock & Roll Radio Show」



☆「アラン・フリード伝記映画」



アラン・フリード、あなたのおかげで僕たちは「ロックンロール」というカッコイイ響きを持つ最高の言葉を現代でも親しんでいます。
本当にありがとう!


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
本日のテーマは「ロックンロールという言葉を世界中へ広めた男」でした。

読者のみなさんが、毎日幸せでありますように!

☆こちらは、2022年1月18日に配信された、「オールディーズライブハウス がモット楽しくなる話」メルマガの掲載でした☆

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