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やっと見つけた。

私の心はまだ、小さな女の子なのかも。
最近とてもそんな気がする。

きょうだいはお兄ちゃんがふたりいて、いっしょにお風呂に入るたびに私もそのうちアレが生えてきて男の子になるんだ、ってなぜか思ってた。
でも、いつまで経っても私の身体は女の子のまま。
性格はお兄ちゃんたちに影響されて、ちょっとヤンチャな感じにはなったけれど。
正直に言うと、つい最近までは私の心に性別はないと思っていた。

男の子にはなれないって気付いたのは小学校に入った頃。
私はなんか違うな、男の子とお話したりお友達になったりはできるけど…ひょっとしたら男の子にはなれないんだ?…って。

ある程度学年が上がってくると、男の子側が私を避けるようになった。
「女子はあっちいけよー」「女子には関係ねーよ」って。
仲間に入れて欲しかったから残念な気持ちだったなぁ。

大人になってくるにつれて、私は女の子でよかった…のかな?って思うようになった。
なんでなのか、きっかけはよく思い出せないけど…お化粧してみたら案外楽しいな、みたいな感じだったかも?
お化粧をし始めたのは24歳頃からだったかな。
大人としてのたしなみ、マナー、とか職場で言われて必要に迫られて。

今でも最低限しかしないし、なんならキッズコスメを使用するレベル。
大人向けは発色がなかなかすごいので、あまりにも「塗ってます!」になるのが苦手。
キッズコスメなら発色ほどほど、落とすのも楽ちん。
最近はプリキュアのリップが気に入って全色揃えちゃいました。
なんといってもパッケージもかわいくて心をくすぐられます。
身体は大人だけど、心は小さな女の子。
これが本当の私な気がしている。

いつまでもわくわくを忘れない、かわいい女の子でいたいな。

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