見出し画像

「国別の職場におけるAI導入率」、日本は最低ランク!

MicrosoftとLinkedInによる「2024年 Work Trend Index Annual Report」からの「国別の職場におけるAI導入率」が、なかなか衝撃的です。

国別の職場におけるAI導入率…
_人人人人人人人人人_
> 日本は最低ランク <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

なのですよ。

AIの重要性についての認識と、導入への具体的な計画やビジョンの必要性についての懸念の両方が他国と比較して低い...
経産分野ではAIへの取り組みが他国よりも遅れているって感じですかね。


以下、諸元。

国別の職場におけるAI導入率

グローバルトレンド

1. 従業員は職場でAIを望んでおり、企業が追いつくのを待たない。

  • 知識労働者の75%が職場で生成型AIを使用している。

地域別データ

  • 北米 (North America): 66%

  • ラテンアメリカ (Latin America): 82%

  • アジア太平洋 (Asia-Pacific): 83%

  • ヨーロッパ (Europe): 65%

市場別データ

北米 (North America)

  • カナダ: 62%

  • 米国: 71%

ラテンアメリカ (Latin America)

  • アルゼンチン: 80%

  • ブラジル: 83%

  • コロンビア: 81%

  • メキシコ: 82%

アジア太平洋 (Asia-Pacific)

  • オーストラリア: 84%

  • 中国: 91%

  • 香港: 88%

  • インド: 92%

  • インドネシア: 92%

  • 日本: 32%

  • マレーシア: 84%

  • ニュージーランド: 84%

  • フィリピン: 86%

  • シンガポール: 88%

  • 韓国: 73%

  • 台湾: 84%

  • タイ: 92%

  • ベトナム: 88%

ヨーロッパ (Europe)

  • チェコ共和国: 68%

  • フィンランド: 57%

  • フランス: 56%

  • ドイツ: 69%

  • イタリア: 60%

  • オランダ: 67%

  • ポーランド: 61%

  • スペイン: 68%

  • スウェーデン: 63%

  • スイス: 82%

  • イギリス: 69%


AI導入に関するリーダーの見解とリーダーシップの懸念

AIの重要性を認識している割合(青色)

  • トップ: インド(91%)、インドネシア(92%)、タイ(91%)、ベトナム(91%)

    • これらの国のリーダーの多くが、AIを導入する必要があると強く認識している。

  • 最低: 日本(67%)、ポーランド(69%)、フィンランド(74%)、スウェーデン(74%)

    • これらの国のリーダーは、他国と比較してAIの重要性を認識している割合が低い。

リーダーシップの懸念(赤色)

  • トップ: チェコ共和国(77%)、香港(66%)、オランダ(68%)、シンガポール(68%)

    • これらの国では、リーダーシップがAI導入の計画やビジョンを欠いていることを懸念している割合が高い。

  • 最低: インドネシア(48%)、日本(49%)、タイ(48%)、ベトナム(48%)

    • これらの国では、リーダーシップの計画やビジョンの欠如に対する懸念が比較的少ない。

日本の状況

  • AIの重要性を認識している割合が低い: 日本のリーダーの67%がAIの重要性を認識しているが、これは他国と比較して低い割合。

  • 懸念している割合も低い: 日本のリーダーの49%がリーダーシップがAI導入の計画やビジョンを欠いていることを懸念しています。これは懸念している割合も低いことを示している。

分析

  • 重要性の認識が低い: 日本では、他国と比べてAIの導入の必要性を強く認識しているリーダーが少ないため、AIの重要性についての意識が低い可能性がある。

  • 懸念も少ない: リーダーシップの計画やビジョンの欠如に対する懸念も少ないことから、計画やビジョンの重要性についての認識も低い可能性がある。

まとめ

日本では、AIの重要性についての認識と、その導入に対する具体的な計画やビジョンの必要性についての懸念の両方が他国と比較して低いことがわかる。このことから、AIの導入に対する意識や取り組みが他国よりも遅れている可能性が示唆される。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?