ポートフォリオ 資産配分で身を守る

大成功した人に学んでも失敗する事が多々あります。
『成功は偶然で再現性がなかった。』『嘘だった。』を除いて(これが多いのも投資界隈の特徴ですが。)
『人の性格が投資に強く影響する事。』が原因だと思います。
性格と投資戦略に相性があるのです。
大成功した人と自分では性格が違い実行できないのです。
いざトレードに臨み、実際の金額が動き出すと焦燥感に襲われ、事前に考えていたトレードが出来なくなる場合があります。
下がったとしても有望な株だから長期で何倍にもなるまで持つぞと思い、買った株が実際下がってみると、これ以上下がったらどうしようと売って、結果何がしたかったんだ?となります。(経験談)
焦燥感に襲われないようにするにはどうしたら良いのか?
完全に防げるわけではないですが
まず自分を知る事です。
ドキドキしない金額を見つける。
人によってドキドキしない額は変わります。
1億以上の資産を持って100万円で緊張する人もいれば、100万を持って100万だしても大丈夫な人もいます。
働きながら投資する方が多いと思いますが、
投資が気になって本業に集中できなかったら本末転倒です。
『自分の性格にあった投資を見つける事』がとても大事なのです。
孫氏の兵法でもありますが己を知るのは大切な事です。

そこで資産配分で気持ちの防衛をします。
投資業界ではポートフォリオを作るなどと言いますが、資産配分です。
皆さんはもうやった事があると思います。
「株は知らないから、やらないで貯金しよう。」というのは現金100%のポートフォリオです。(持ち家とかない場合)
正体が知れない物に無理に触れる必要がありません。
世界一の投資家バフェットの言葉に「理解できないものは買わない。」という言葉があり皆さんは実践してたわけです。

だと話が終わってしまうので!
デフレ30年が終わり、インフレに突入しようかという昨今。
株で資産防衛しようと勉強しはじめた今は違います。
資金1000万の中で株にするのは500万だ。いや200万だ。と配分して
ドキドキしない金額を探していくわけです。
株は上がり下がりするものです。2倍10倍狙える株を買えば1/2や1/10以下になる事もあります。
200万までと決めておけば最悪の時でも800万は残り資産を守れます。
この安心感で気持ちの守りは安泰。焦燥感は消え、攻撃に専念でき理想のトレードに近づけます。

株をやらない方が良いんじゃないか?と思われるかもしれませんが
実は通貨は安定した物でないので運用しないリスクもあります。
万が一でも失う可能性があるなら嫌という方は無理に株をする事はないです。
バフェットが投資を野球の打者に例えて
投資は見逃し三振はないので絶好球だけ打てばと良いと言っています。
無理にバットを振ってアウトになる事もないです。
性格に合う資産運用をしましょう。

名前は虎の威を借る投資家の方が良かったかな。


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