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フェイスリフトの手術を受けるよ!

※下記は、素人のまとめなので、手術を受けられる場合は、あくまでもご参考、自己責任でお願い致します。
※正しくはお医者様にご相談ください。

①フェイスリフトの種類

  1. SMAS法

  2. リガメント法

  3. ディーププレーンフェイスリフト

  4. 上記以外の切開リフト(皮膚のみ)

  5. 糸リフト

②フェイスリフトの効果とリスク

ディーププレーンフェイスリフト  〉リガメント法  〉SMAS法 〉その他切開リフト 〉糸リフト 〉 HIFU など

③用語の説明

(1).SMAS (Superficial Musculo-Aponeurotic System)

  1. スマスと読む。

  2. 表在•性筋膜腱系統の略。

  3. 顔の表面に位置する筋肉と皮膚を包む組織。

  4. 顔の筋膜のこと。

  5. 筋膜は鶏の胸肉の薄皮をイメージするとわかりやすい。

SMAS と リガメント

(2).リガメント

  1. 皮膚や筋肉、脂肪、骨などをつなぐ靭帯(腱)組織

  2. 顔の組織を支え、持ち上げるための結合組織

  3. 顔の深層に位置する。

  4. 鶏のササミの白い部分をイメージすると分かりやすい。骨にくっついているものや、筋肉を束ねているものがある。

リガメント(靭帯)の種類

④SMAS 法

(1).特徴

  1. SMAS 調整や引き上げで自然な見た目と効果の持続性が期待できる。

  2. 顔の深層組織にアプローチし、リフト効果を向上させるために一般的に採用されている手法。

  3. 糸リフトやハイフなどほかのフェイスリフトの治療法に比べて効果が高い。(リガメント法等を除く)

  4. たるみが強い中高年者でより高い効果が期待できる。

  5. 20代の若年者などでたるみの程度が軽度な場合は、治療効果が乏しい。

  6. 個人差があるが、10年前の状態に戻るイメージ。

  7. 術後から加齢によるたるみが再発するため、恒久的な効果ではない。

  8. 手術は顔面神経の走行に注意しながら慎重な剥離操作を行う必要があり、細かな縫合操作が必要。

  9. 手術時間の目安は片側約2時間、合計約4時間。

  10. 基本的に全身麻酔。局所麻酔で行われることもある。

  11. 疼痛(とうつう)のコントロールや出血に対するドレーン管理など術後管理を行うため入院が必要。

  12. 入院期間は剥離範囲により異なるが3~4日間。

  13. 抗凝固薬を服薬中の場合は、服薬中止後に凝固機能に問題がないことを確認したうえで手術を受けることができる。

(2).デメリット

  1. 血腫(けっしゅ=血液が組織内にたまり腫れた状態): 剥離範囲が広いこと、顔面の血行は良好であることから、血腫ができやすい。小さい血腫は吸収されるが、血腫による創縁の皮膚壊死を防ぐため、血腫除去が必要な場合もある。

  2. 腫脹(しゅちょう=腫れ炎症)  : 術後1週間は強く現れ、2週間続く。

  3. 耳垂変形 : 耳垂が下方に引き伸ばされる

  4. 手術痕 : ケロイドや手術痕が残りやすい。体質や手術操作による影響による。

  5. 麻痺など : 剥離操作時に顔面神経を損傷してしまうと麻痺が生じる。ほとんどの場合、自然治癒するが、神経が断裂している場合は麻痺が残る。
    ※眉毛の挙上にかかわる顔面神経側頭枝がダメージを受けやすい

  6. 感染 : 引き上げたあとの余った皮膚の切除、縫合など手術操作が多く、見た目の仕上がりだけではなく、常に合併症の発症に注意が必要。

⑤リガメント法

(1).特徴

  1. SMAS に加え、靭帯(リガメント)を剝がし解放状態にし、筋膜や広頚筋をが引き上げる。

  2. SMAS に比べ引き上げ効果が高い持続性が高い。

  3. ほうれい線への効果が高い。

  4. ①SMAS上のリガメント(レティナキュラーティクス)の切離、②SMAS下の深部リガメント(ディープ・リテイニング・リガメント)の切離及び再固定
    の2タイプがあり、②がいわゆる「リガメント法」。

  5. フェイスリフトの効果を最大限に引き出すには、②の深部リガメントの処理まで行うことが理論上は望ましい。

  6. 手術時間が長い(5〜10時間)。2時間では不可能であり、極端に時間が短い医院は実際には、リガメントを触っていない場合もあるとのこと。

(2).デメリット

  1. SMAS 法のデメリットに加えて、下記のデメリットがある。

  2. 術後の腫れ、痛み、ダウンタイムがSMAS法より強く長い。

  3. リガメント法はSMAS法と比べると効果が高い分リスクが高くなる。特に深部リガメントの周囲近くに顔面神経が走っており、解剖学的条件として神経損傷のリスクが高くなる。

  4. 術後組織の接着が強固になるため1度しか行えない。

  5. はれや内出血は3週間に及ぶことが良くある。

  6. 包帯やバンド圧迫は最低5日間必要。

リガメント法

⑥ディーププレーンフェイスリフト(Deep Plane FaceLift)

(1).特徴

  1. 従来のフェイスリフトより深い層で処置が行われるため、引き上げ効果が高く、欧米人と比べて四角い顔の日本人や、ほうれい線の引き上げに適している。

  2. 頬(ほほ)から首までの範囲を行う。

  3. 従来の皮膚を引き上げる方法と違い、皮下より更に深い、筋膜(SMAS)や、皮下組織を深部の表情筋群に固定する4つの靭帯(リガメント)を剝がし解放状態にし、筋膜や広頚筋をが引き上げる。

  4. 深層部を引き上げるため、上層の皮膚や皮下脂肪の再配置され、自然で効果的な若返り効果が得られる。

  5. ディーププレーンは皮下剝離と違い、疎(密ではない)結合であるため、剝離しやすく、耳周辺の切開も最小限に留めることが可能。

  6. 頬(ほほ)、首、アゴのタルミの効果も期待できる。

(2).デメリット

  1. スマスの下層を操作するので顔面神経を触る可能性が高くなる。

  2. 術後の一時的な顔面神経麻痺が生じる可能性が高くなる。

  3. 術後組織の接着が強固になるため1度しか行えない。(以下リガメント法に近い)

  4. はれや内出血は3週間に及ぶことが良くある。

  5. 包帯やバンド圧迫は最低5日間必要。

  6. 手術時間が5〜10時間。技術の進歩により3時間で可能と主張する医院もある。2時間では不可能であり、極端に時間が短い医院は実際には、リガメントを触っていない場合もあるとのこと。

(3).取り扱う4つの靭帯(リガメント)

  1. 頬部(ほほ)上部靭帯 / zygomatic ligament

  2. 上顎頬靭帯(ほうれい線近辺) / maxillary ligament

  3. 下顎(あご)靭帯 / mandibular ligament

  4. 咬筋皮膚靭帯 / masseteric cutaneous ligament(ホホ下部のタルミに関わる靭帯)

ディーププレーンフェイスリフト

⑦費用目安

Aクリニック

こめかみ:50万円
ディーププレーンフェイスリフト:200万円
合計 : 250万円

Bクリニック

こめかみ:50万円
SMAS 法?:220万円
合計 : 270万円

Cクリニック

こめかみ:66万円
SMAS 法:220万円
合計 : 286万円

Dクリニック

こめかみ:55万円
SMAS•リガメント法:132万円
合計 : 187万円

E美容外科

こめかみ:- 万円
SMAS•リガメント法?:95万円
合計 : 95万円

Fクリニック

こめかみ:50万円
リガメント法:165万円
合計 : 215万円

Gクリニック

こめかみ:70万円
方式不明:140万円
合計 : 210万円


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