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【昭和のあるある】思い出日記

【昭和の上下関係(高校編その2)】


その2では、高校生のカルチャーについて少し触れたいと思います。
昭和族42年型並びにその前後の(型)のファッションといえば・・・
<制服>
学ラン;中ラン ※長ランはなかなか見ませんでしたけど
ブレザーの場合は長くも短くもなかったような
ズボン;ボンタン、ドカン等
女子;スカートは足首位まで長い・・・
<私服>
Tシャツにジーンズ(デニム)
またはセーラーズやデザイナーズブランド
(JUN Men、コムデギャルソン等)

と書いている私はTシャツにジーンズでした。というよりも
殆どファッションに時間とお金をかけることはありませんでした。
それに、土曜日も日曜日も練習であったため、ジャージでした・・・

お〜!確かに!と納得された方もいらっしゃるかもしれないですね。
カルチャーとしては、
「オールナイト フジ」「夕やけニャンニャン」などをよく見ていました。

あとは、やはり土曜日の深夜枠になるでしょうが、「ベストヒットUSA」
でアメリカンポップスやロックが流れる小林克也氏がDJの番組でした。
あの頃は音楽が今よりも貴重な時代だったように思います。

さて、本題に戻りますが上下関係では上級生が「カラスは白い!」といえば
その日からカラスは白いものとの認識が芽生えます。
我々ラグビー部の合宿は長野県の菅平高原で行われますが、これが本当の
地獄で、合宿中は例え上級生であっても、その上のOBがやってくれば事情は
変わってくるもので、最上級生の3年生でもOBには逆らうことはできず、
もはや神よりも上の方々が合宿にやってくることもありピリピリムードは
ハンパではありません。
私が1年生の時には、上級生の付き人(という名のパシリ&世話係)で
ここで誰の付き人をやるか?で合宿後の人生は変わってきます。
もちろん、付き人をやらない同期もいましたが、それは先輩に全く印象が
残らないため、先輩に教わることもなく、やがて退部することも多かったものです。
という私は・・・
なんと3年生の先輩二人の付き人に指名され、とんでもないことになるのです。

<付き人のお仕事>


・先輩の練習着やスパイクの管理(洗濯)
 洗濯したものは翌日の朝にきちんと畳んでお持ちする。スパイクも濡れた
 場合には翌朝までにはしっかりと乾いた状態で玄関に並べる
・マッサージ
 筋肉痛や打撲などにより傷んだ体のケアを付き人が行う
・とにかく遠くの部屋から呼ばれたらダッシュで先輩の下へ!

上記が付き人のお仕事となりますが、洗濯は夕食後ミーティングを終えてから始めることになるので、およそ22:00~始めることになりますが、合宿所といっても旅館なので洗濯機の数は限られています。
それに乾燥機も限られているため、「洗濯」して「乾燥」し終わると、ほぼ
毎日寝られるのが朝方3:00。そして起床は6:00。毎日睡眠3時間程度で練習や試合を行います。
辛くないわけありません。
今では『パワハラ』で一発アウトですが、昭和族では本当にあるあるです。
あのようなことをやっても決して強くはなりません。

という昭和あるあるですが、高校編はこの辺にして次回は大学編へと
続きます。

お楽しみに・・・


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