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第156回2級・3級の合格率

2020年11月に行われた第156回簿記検定の合格率が発表されていました。

年明けすぐの発表だったので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。結果はこちら。↓↓↓

-3級-

202011-3級合格率

3級は、平均的な合格率ですね。


-2級-

202011-2級合格率

※公式HPでは、過去データをさかのぼって確認することができます。


今回の2級合格率、極端に低かったんですね…。

実は20%を切る合格率は、ここ数年頻発したりしています。

というのも、連結会計が出題範囲となって→本格的に精算表や財務諸表の作成が出題されるようになったからなんですね。

202011-2級合格率2

連結会計が2級の出題範囲となって以降、検定で出題されるたびにTwitter 等でトレンドに上がってきて話題になることが多くなりました。

連結って考え方を把握して、きちんとできるようになるまで時間がかかるので点数を取るのは本当に大変です。

元々1級の範囲だった連結会計が2級の範囲となったのは、問題がパターン化してきたから難しくしようという日商さんの意図ではありません。(笑)

時代の変化が激しくなり、会計やベンキョーの世界もそれに合わせて変化せざるを得なくなったからです。

つまり、検定が難しくなったのではなくて、世の中で求められる知識レベルが高くなったということです。

…と書いてはみたものの…やっぱり大変よね。(汗)

いつもならこの時期には、『出題者の意図と講評』が公開されているので復習の参考にできるのですが、今回はまだ発表されていないようですね。

また更新を見つけた際には、ここに記録していこうと思います。

☆・☆・☆

-追記-

公式さんから、出題の意図・講評が発表されました!

受験者の正答傾向や解答ポイントが記載されています。ワタシからのアドバイスも合わせて、ぜひチェックしてくださいね!!

第156回(2020.11)3級 出題の意図・講評



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