見出し画像

Q.エストロゲンの作用でみなさんに伝えたい大切なこと

今日はちょっと番外編ですが、
エストロゲンが体にもたらす影響は多岐に及んでいますので、
ぜひみなさんに知っておいていただきたいエストゲンの作用をお話したいと思います。
ほてりやイライラ感など目に見えて出てくる症状は気づきやすいですが、
目に見えないからだへのリスクをぜひ知っていただきたいのです。
そこから、次の行動への動機づけや先生の話のきっかけにしてもらえると嬉しい。

実際にこの記事だけでは語り切れない部分もありますので、また詳細に記事を書きたいと思います。
エストロゲンの作用を下記に示します。(抜粋)

早期に閉経すると、エストロゲンによるこれらの作用も早期より低下します。
そのため、二次的に病気になるリスクがあがってしまいます。
例えば心疾患や骨粗鬆症のリスクが増大することに伴う体への影響はとても怖いことなのです。

みなさんにはこのことを理解し、がん以外の病気にはかからないぞ、という気持ちで自分の体を守ってほしいと思っています。
例えばホルモン補充療法があげられますが、2017年のホルモン補充療法ガイドラインでは子宮頚がん、子宮体がん、卵巣がんどのがんにおいても早期の閉経(だいたい40歳以下の卵巣摘出、もしくは卵巣機能の低下)はホルモン補充療法が積極的に薦められています。

ホルモン補充療法ついては別記事で詳しくお話したいと思います。

活動、研究資金とさせていただきます。