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出勤・勤怠 その②

お疲れ様です。柏OL委員会の女性スタッフ柏崎です。
今日は前回の続きです。前回はなんだか耳の痛いお話になってしまいました。今回もちょっとだけ痛いです。
そもそも稼がなくてよくて、簡単にお休みできるから風俗をしています!という方はごめんなさい。出勤を上げなければそのスタンスで問題ないかと思いますので、ご自身のペースでお仕事をしてくださいね。
そうではなく勤怠に悩んでいるキャストさんの力になれますようにと願いを込めて・・・☆


休むべき時と休んでしまう原因

まず、キャストさんは人間です。生き物です。ロボットではありません。
「急に休む事はいけないこと!休まない!!」とプログラムできれば話は簡単なのですが、そうはいきません。
そしてお休みを告げるスタッフも、お客様も人間です。女の子がロボットではないことは百も承知です。
ですから、本当に休まざるを得ない時は事情をお話下さい。そしてしっかり休んでください。
急な生理や体調不良、外せない急用など誰にでも起こりうることです。体は一つしかありませんので、無理な物は無理なのです!
連絡をして、自分のすべきことに集中しましょう。休む事そのものは悪ではありません。

ですが、当日欠勤のリスクとして頭に入れておいていただきたいのは
”接客できるはずの人数×当欠をした日数=離れたお客様の数”
ということです。少し大げさですが、有り得ない数字ではありません。
ただ、当欠を年に数回する程度でしたら巻き返しが図れる範囲かと思います。
問題は繰り返してしまうことです。お休みする理由さえ疑われてしまいます。それって誰もが不幸ですよね。
はっきりとした理由無く当欠を繰り返してしまう原因って何でしょう。
考えられるものとしては、
・これから仕事だと思うと体調が悪くなってしまう
・精神的に不安定
・シンプルにめんどくさい
・出勤するよりもしたいことができた
・雨降ってる、寒い、暑い、外に出たくない

こんなところでしょうか…。

一つ目と二つ目は、そもそものお仕事との付き合い方を見直してみましょう。距離の取り方です。
心が疲れているのに出勤を入れて(稼がなくてはいけない事情があるとは思いますが。)結局出られないのであれば収入はもとより、マイナスの作用が大きいです。そして「当欠をしてしまった」という罪悪感も襲ってくるので、心の治安が保たれませんね。それはとってもつらいことです。
結果的にどんな働き方が自分にとって効率が良いのか、一度スタッフも含めて考えていく必要があると思います。

3つ目以降の理由が多いのではないかと思うのですが、これに関しては「お金をいただく」という意味をもう一度考えてみてください。
もっと言えば、「自分がお金を稼ぐためにすべきこと」を整理してみてください。たぶんこんなことしてる場合ではないです。
「出勤をして」、「写メ日記やオキニトーク、SNSでアピールをし」、「良い接客をして」、「ご満足いただき、次に繋げる」。
これに尽きると思うので、マイナス面は極力避けるべきです。頑張ってきた一つ一つが崩れさってしまいます。

なんて正論パンチをかましてしまいましたが、そんな分かり切っていることを真っ正面から言われたとしても、なんの効果もない事は重々承知です。
なので、急なお休みを減らしていく為に何が出来るかを考えていきましょう。

自由出勤とは

まず、大人として「遅刻、早退、当日欠勤を極力しない」という大前提において…
風俗店のほとんどは「自由出勤」を謳っていると思います。
なぜかというのは調べていただければ分かると思います。では「自由出勤」とは一体何なのでしょうか。
「自由にシフトを決められる」という意味で、「自由に休んで良い」という意味ではないです。が、拘束力はありませんので、休むことをお店は止められません。
自分の都合に合わせてシフトを入れることができるので、沢山出勤して沢山稼ぎたいキャストさん、学業や仕事の合間に効率よく稼ぎたいキャストさん、ひと月の間必要な分だけ出勤をして、あとはお家でのんびりしたいキャストさんなど、個人個人にあったお仕事の仕方が可能です。

しかし、裏を返せば「自己責任」そして「成果主義」の世界です。
自由には責任が伴うなんて昔から言いますが、自分を律することなく自由だけを享受してしまうと、結果はそれなりにしかならないものです。
だから、必要なことを「仕事」としてしましょう。その一つが「シフトを守ること」です。
もちろん、お店にも稼がせる責任はあります。お店もするべき事をします。誰かがサボってしまっては成り立たないお仕事なのです!

というわけで、「自由」に「出勤」の計画をたてられますよーというのが「自由出勤です」。

自己責任ならば…

休んでも自己責任ならお店には関係ないじゃん!と思うかもしれません。
もしそうだとしたら、お店に結果に対しての責任を求めないでください。というのが本音ではありますが、キャストさんとの関係がそんなことで冷えてしまうのは本意ではありません。
たしかに、勤怠の悪さで各方面から信用を失ってしまったキャストさんが、そうでなかった場合よりも稼ぐのは困難です。
だからといって何もしなければ事態は悪化する一方…そうなる前に、お店に一度ご相談ください。嘘があると話がややこしい方向に進んでしまうので、本当のお気持ちをお話しください。
「出勤してください。」「遅刻しないでください。」そんな意味のない返しはいたしません。それが出来れば苦労はしない!だけどできない!だから苦しい!
ですのでこれ以上の悪化を食い止めるための”次善”の策を一緒に話し合って、できることから始めていきましょう。
できることをしないと、できないことは一生できないままです。
でもできることを続けていけば、少しずつでも好転していくはずです。
そうやって自分のコントロールから外れてしまった部分を少しずつ取り戻していきましょう。
できることの範囲は人によって様々です。無理をしないことが一番ですので、焦らずに、でも確実に前に進んでいきましょう。
どういった対策をするのかはお店の判断によると思います。お店にはお店の考え方があります。慈善事業ではありませんので、もしかしたら意にそぐわない結果になるかもしれません。
どうあれ、動いてみなければ始まりませんので、とにかく現状を打破してみましょう!!


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