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そして私たちはMVTであり続ける

前書き

こんにちは。ラクスのフロントエンドチーム エンジニアの岡山です。
先日、毎年この時期に1年間の振り返りとして行われる社内表彰イベントがありました。私たちフロントエンドチームはMVT(Most Valuable Team)に、そしてそのうちメンバーの1人はMVPに選ばれました。そんな私たちフロントエンドチームはどのような組織なのか、どのような取り組みが評価されたのか、チームの紹介をしながら振り返っていこうと思います。

チーム紹介

(私は去年入社なので当事者ではないですが)ほんの2年ちょっと前、ラクスにフロントエンドチームは存在しませんでした。というか、そもそもフロントエンドという領域を専任するエンジニアはいませんでした。そんな中で1人目のフロントエンドエンジニアが入社し、会社やサービスの成長とともにチームが拡大していき、今では15名がフロントエンドエンジニアとして所属するに至りました。
ラクスでは複数のサービスを展開しているため、フロントエンドチームはメンバーごとに分担してそれぞれのサービスのフロントエンド開発を担当しています。メンバーのスキルセットや得意な領域も様々で、マークアップの専門性に長けている人、Reactが得意な人、Vueが強い人、ビルド周りなどDevOpsに強みを持つ人などいろんなメンバーがいます。プロダクトごとに扱う技術スタックは異なりますが、各メンバーはそれぞの強みを活かしています。

なんかいろいろやってみる期

担当するプロダクトや技術が違うと他のメンバーに共有したいと思う情報も限られてきます。人数が増加し分業化が進み、プロダクトに対する専任性が強まっていくと今度は横のつながりが弱くなりがちです。私たちもこのような状況を迎え、チーム内の情報共有を活性化するためにいくつかのアクションを行いました。

  • 勉強会の開催

  • 輪読会の開催

  • 定期的な情報共有会の開催

  • 社内チャットにフロントエンド情報交換チャンネルを作成

  • 社内テックブログへの投稿

まずは、とにかくアウトプットができる場を増やすためにいろいろやってみました。それぞれのアクションを主導するメンバーがいて、だれか特定の個人が引っ張るというよりかは、チーム全体で緩やかに前進するような雰囲気だったように思います。これらは業務時間内での活動だったため、通常業務との調整をしつつ試行錯誤しながら進めました。
中でもMVPを受賞した入社三年目の若手メンバーは、こういった活動に対して積極的に動いてくれていました。一部ではありますが、テックブログに詳細をまとめてくれてるのでこちらもご覧ください。
Tailwind CSS 社内勉強会
【まとめ】社内輪読会のススメ

MVPがあだ名になった若手くん

チームから社内へ

もしこういった取り組みをこれからやろうと思っている場合、スモールスタートしてみるのもおすすめです。スケジュールの調整もしやすいですし、登壇や投稿に対する心理的なハードルも下がることが多いです。なにより、やってみて自分たちに合わなかったからやり方を変える、もしくはやめちゃうという選択が取りやすいです。
私たちもそのようなスタンスで始めましたが、しばらく続けているうちに自然と「これ、社内全体に公開してみない?」という声があがりました。なぜかこういう活動は言いふらしたくなるものです。このころにはチーム内でポジティブな雰囲気ができあがっていたので、勢いに任せて全体チャンネルに周知してみました。

フロントエンド情報交換チャンネルを公開したとき
勉強会が公開されたとき

この結果、ありがたいことに入門者からベテランエンジニアまで多くの方が参加してくれました。これまでほとんど関わりのなかった他部署のメンバーとも技術的な意見交換や情報共有が行われるようになり、技術力の向上や新しい知見を得る場になっています。

そして社外へ…

ここに書いた活動以外にも様々な要因がありますが、私たちはMVTとMVPのダブル受賞を果たしました。なんかいろいろやってみる期から始まり、その取り組みは社内に広がり、フロントエンドチームの社内での認知度は上がっています。
次の舞台は社外です。フロントエンドチームとしてだけでなく、ラクス全体が一つのチームとして社外へプレゼンスを発揮していく必要があります
もう一度なんかいろいろやってみる期が来たのでしょう。まずはチームでできることをやってみよう。ラクスのことを、フロントエンドチームのことを多くの方に知ってもらうための手段の一つとして、今回チームのnoteを始めました。
今後も技術的な内容やチームの雰囲気やチームでやってる施策などいろいろ投稿していく予定なので、よろしくお願いします。

そして私たちはMVTであり続ける



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