地域のマイナスを言えるようになりたい

私が暮らす小田の星空は綺麗だ。夏になれば天の川が見えるし、天然のプラネタリウムのようだ。しかし小田の中で商店街の通りだけ全く星が見えない。数年前に電灯をLEDに変えた際、東京よりも明るいのではないかと錯覚するほどに明るくなった。「安全のため」「防犯のため」とさまざまな意見を交わしたと聞く。

よそから来た人間からすれば「もう少し暗くしたらいいのに」と思うが、言えないでいる。地域貢献の少ない新参者が言うべきことではないような気がしてならない。

しかし気づかないふりをしておくことが町をよくするとも思えない。よそ者の視点で良いものや悪いものに気づきやすい立ち位置を生かさないといけない。そして地元の人が言いにくいことも言うのが移住者の役割の一つのはずだ。

まだ移住して間も無くで、地域のルールや慣習を覚えることもままならないい自分にできることは地域の楽しい部分を切り取って、良さを発信するなど、地域のプラスを伝えることだ。マイナス面も言えるようになれば一人前なのかもしれない。少しずつ信頼をしてもらえるように地道に努力しながら、この町をより良くなるように想いを伝えたい。

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