ナンパの王子様で思い出したわたしがテニプリを離れた理由の話


こういうタイトルだけどやっぱりテニプリは素晴らしいジャンルだし許斐先生がいてこそのテニプリ(当たり前)っていうのはわたしもとっても思ってるよ!!
それ踏まえて読んでね!
アンチしたいわけではなく思考の整理と思い出話です。


ちなみにわたしもナンパの王子様のナンパテーマは苦手だけどあれはギャグ時空で、あのわちゃわちゃ感とそのあとの甘い一言を楽しむためのファンサービスの一環であるのもわかる🙆‍♀️
から、「王子様はナンパしない😭!」ってヒスるという楽しみ方をしつつ(?!)あの日に会場で悲鳴をあげて喜んでたファンの人たちにはほんとにほんとによかったね🥲👍っていう「幸せならOKです」の見方をしてます。(?)
まあ、そもそもわたしはただいま勢だしね……



それでさ、ナンパの王子様で賛否両論あったりで思い出したのが、キャスでは何度か触れたことのある自分がテニプリの新刊を買わなくなった理由の赤也ちゃんの「天使化」なんだよね。

わたしはそもそも赤也ちゃんと柳さんのペアやCPが好きだったから、新テニの白石と赤也ちゃんのダブルスも天使化も、天使化に関わる要素(実は悪魔化は体に負担が〜とかそういうの)も全部かなりショックだった。
でも、白石ふざけるなー!!ってキレ芸したり、赤也ちゃん…😭そんなこと知らずに悪魔化を楽しんでみててごめん😭って悲劇のオタク的にエンタメ消化することでなんとか折り合いをつけて「天使化」と向き合おうと思えていた。
まだ「天使化」が出たタイミングでは思うところはありつつ読めてたんだよね。

わたしがストーリーを追えなくなったのは天使化がきっかけだけど、一番の理由はその後の許斐先生のペアプリでの一言だった。
海堂と赤也ちゃんのペアプリの、許斐先生のインタビューページで「天使化は失敗でしたね(笑)」っていう一言が載っていて、天使化が出た時の何倍もショックを受けたのを今でも覚えているしあの(笑)の文字まで覚えてる。
赤也ちゃんの一番の技と言える悪魔化にああいう形のアンサーを用意して、やっぱり「失敗でしたね(笑)」の一言で締めくくられていたのはあの時のわたしには立ち直れないものだった。
あれだけ悩んでたものが作者にとっては簡単に失敗って言えちゃうし(笑)をつけて話せてしまうことなんだ、赤也ちゃんはそう言うポジションなの??ってぐるぐるいろんなこと考えて、正直その後はしばらく許斐先生を神とか先生って呼ぶことが嫌で許斐"さん"と呼んでいた。
それももう10年ほど前の話であの時の記憶とか熱意が落ち着いた今は許斐先生は"先生"としてみているし、わたしはあの時にちゃんと最後まで追えなかった側の人間っていう事実を受け止めて一歩引いて見られるようになったとおもう。多分…


まあ、そんな感じで繊細オタクは天使化がきっかけで離れたんだよね。

今またもう一度テニフェスでテニプリに触れてみて「やっぱり楽しいし改めてちゃんと天使化と向き合いたいし、その先も読んで最終的な許斐先生の天使化に対するアンサーをみたいな」って気持ちが持てた。



そういうことを思い出しながら、ナンパの王子様騒動もわたしの天使化へのいろいろも許斐先生を神格化しすぎてしまっていたのかなと思った。
もちろん許斐先生がいなければテニプリは生まれなかったと言う意味で創造神ではあるし神のような存在ではあるけれど、結構ギャグ時空でははちゃめちゃだったり跡部様のキャラの変遷とかを考えると全知全能完全無欠の神ではなくて、もうめっちゃめっちゃめっちゃめっちゃ優しくてファン想いでエンターテイメント性に溢れているすごい"人"なのかも。

神と呼びながらちゃんと作品や許斐先生に対して適切な距離感や見方、受け取り方をできている人がほとんどだし神と呼ぶなとかそう言う意味ではない!
ただ、わたしもだし、ナンパの王子様に強い拒否反応してる人たちも無意識に許斐先生に対して重すぎる信頼を置いて神格化しすぎてしまったことも一つの原因としてありえるのかなと思った。

あと、そう考えると噛み合わせが上手くいかなかっただけで結局みんなテニスの王子様・許斐先生が大好きが根っこにあるんだな〜。って思えるんじゃないかなと思った。
そう思えたからなんなの?すぎるけど。

おわり

あ!
マイナスっぽい話しちゃったからテニプリのプラスの話も置いとくね。

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