すごいお宝だと思ってました。
葛飾北斎の浮世絵がなぜか玄関に子供の頃貼ってあったの覚えています。
当時、テレビでたまに出てくる同じ柄が家にあることにびっくりしたことがあります。
本物か?と親に尋ねると「本物」との事。すごいものを持ってるんだ!!我が家は!!
友達に自慢するも、同じものを持っている友達がいます。
本物はうちにあるのに、かわいそうにな…
子供心に、優越感に浸ってたんでしょうね。
ある時、それが版画であり、本物がいくつも存在していることに気が付きます。大人になってからですが。
親に確認するも、どうやら何かの懸賞で応募して当たったもので本物の原盤から写したものらしいです。
言ってることは分かるし、間違っていないが…ちょっと大金持ちになれなかった感じです。
現実はそんなもんなんだ。
でも、懸賞で当たったというのも実はすごいんだけどね。この他に「写楽」もありました。それも懸賞だそうです。
ふと思い出しました。
結局子供の頃自慢に思っていたものが案外大したものではないが、入手方法は思ったよりすごい事なんだと真実を知って発覚することなんだと思いました。運ですからね。
ちなみに、現物にはロット番号が「97/167」(あってるかはわからないですが…)とあり、江戸時代なのに漢数字じゃないんだと思っていたような気もします。
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