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お笑い初期衝動

129.崩壊の後、たどり着いた答え


僕・代走みつくに・田中三球の3人組から、代走みつくにさんが抜けた。

僕がここ1,2ヶ月考えに考えて、計画立ててやってきたことは、これで全ておじゃんとなってしまった。

当初の僕の構想と、その結果を振り返ると。。

田中三球とのコンビ=ジルを解散後、自分の笑いを確立させるべく、あえて田中三球と距離をおき、代走みつくにさんとのコンビ結成を画策。
のはずが、なぜか予定外に田中三球が加入してしまい。
あげくの果てには、そもそもベストな新相方として考えていたはずの代走みつくにさんを失った。

という、とんでもなく本末転倒な結果。
無惨な、愚かしい現実だけがそこに残ってしまった。

俺は一体何をやってるんだ…。

ジル解散後、計画は成就するどころか、何一つ前に進んでいない。
この1,2ヶ月、ただ同じ場所をぐるぐる回っていただけだったのか。そんな喪失感にさいなまれた。

ふと見ると。目の前には、再度僕とコンビを組み直したそうな様子の田中三球がいた。

が、やはり彼と組むことはしなかった。

再結成したとて、同じことが繰り返されるだけ。
もうこれ以上、振り出しに戻るようなマネはしたくなかった。


ではどうする。

また別の新しい相方を探すのか?
いや、代走みつくにさん以外に「この人なら!」と思える新相方候補は、周りに1人もいない。

ならば、どうする?

自問自答の末、ここで一つの答えが出た。


これしかないな。

ピンでやってみよう。





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