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まずコロナを把握しよう

コロナの知識が薄い人が多くて、ため息つきたくなるときありますね。

人間、弱い生き物なんでしょう。
中には何言っても、自己の願望からの結論ありきで理屈を作る人がけっこう多くて。

どういうことかというと。例えば。
仲間と酒を飲むのが大好きな人がいて。それを控えなさいといくら言っても。

「手洗いしてるから大丈夫」

「みんな既に感染して免疫できてるよ」

「コロナはただの風邪」

こんな具合に。
どこかで聞いた情報の中から、“仲間と酒飲んでOK”という結論に合致する、都合のいい情報だけを取捨選択してしまうタイプの人が多いように思う。

意識的にそうしてるのか、無意識にそうなるのか。わからないけど。

自分の願望よりも、その前に事実を把握しようと努めるべきです。


知識のことでいうと。
「手洗いがなぜ必要か」の理屈自体よくわかってない人が意外と多いですよね。

まず、手にウイルスが付いた時点では、まだ感染ではありません。
手にウイルスが付いた状態で、目や鼻や口を触ったり、手づかみで物を食べることで、ウイルスが体内に入って感染となるのです。

つまり、手洗いは、手を経路にした感染を防ぐためです。

で、今最も注意が必要なのが、飛沫による感染です。
会話やくしゃみなどで口から出るのが飛沫。
これは手を介した感染ではないため、基本的に手洗いでは防げません

複数人でテーブルで食事をするとき。
会話の中で、相手の口から出た飛沫が目の前の食べ物に付着しますよね。
それを食べると、体内にウイルスが入って感染というのが主な経路です。

または、相手の口から出た飛沫は空気中に10分前後は残るので、その空気を吸うことで、ダイレクトに体内にウイルスが入ることにもなります。

なので、複数人でテーブルで食事をする際に、「手洗いしてるから大丈夫」という理屈は全く成立していません。

この飛沫での感染経路を考えたときに。
一人で黙って、アクリル板で仕切られたカウンターで食事する分には、感染のリスクは低いんじゃないかと思います。

また、複数人の食事であっても、食べ物を口に入れる瞬間以外は全員マスクをしてるという食べ方ならば、感染のリスクは低いと言ってもいいでしょう。
所謂『マスク会食』というやつ。
どうしても複数人の食事をしたければ、このやり方かな。

菅総理含め、5人以上で会食をしたみのもんたさんが、「食事をするときマスクしながらって、そういう人がいたらテレビの番組出てほしい」と平気で言ってたことを考えると、よほど理解力のある人達で集まらないと、マスク会食も現実的には難しいでしょうね。


あと、食事の際の飛沫問題でいえば。
断りづらい人に食事に誘われたときが、一番困るパターンでしょうね。

総理大臣に誘われたら、断れる人はなかなかいないでしょうから。


安易に誘っちゃいけない。
自戒も込めて。皆さん、気をつけていきましょう。



※僕の知識に誤りがあったらすいませんm(__)m



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