お笑い初期衝動
83.ダメ出しは答えではない
「奥山は、田中三球の操り人形なんか?」
一般のお客さんにこのようなことを言われただけなら、「素人だからしょうがないか」で済む話なのだが。
ネタを見てダメ出しをする役割である人、つまり芸人達を正しく導くべき立場の人が、平気でピントのずれたことを言っている。
何よりこの現実に、僕は大変ショックを受けた。
ダメ出し担当の人といっても、センスない人だと素人とさほど変わらないレベルの目線しかないんだ…。
ダメ出しは、プロフェッショナルなセンスの持ち主がやるものだと思い込んでいたのだが。現実は、必ずしもそうではなかったのだ。
結論。
ダメ出しは、「先生からの金言」などと思わず、「あくまで一意見」と捉えるようにしていこう。
ダメ出しを答えとするのではなく。ダメ出しをヒントに、あくまで、答えは自らの頭でもって導くもの。
教わるのではなく、見つけ出す。それが、お笑いなんだ。
そんなことを、深く胸に刻んだ。
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