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2024.1.6 西永福JAMで「PASETAN」

NaNoMoRaLの梶原パセリちゃんの生誕祭が西永福JAMで行われたので行ってきた。

色味的にパセリイメージ?

ゲストはお馴染み岡野陽一(ex巨匠)とパセリちゃん憧れの人、知久寿焼(exたま)。
たまのVoの人と言えば40代後半以上の人なら分かると思う。
「着いたー!」のパーカッションでランニングシャツの人ではありません、強烈なおかっぱ頭だった人です。

自分はNaNoMoRaLを先に観ていたヌュアンスの配信で知ってこのオケなのに出るグルーブ感何?これは生で観に行こうとライブで初めて観て、「唖然呆然」を聴いた時のパセリちゃんの歌い出しが「完全にたまじゃん(当時知久寿焼の名前は知らなかった)」となったし、その後NaNoMoRaLのライブに通い、Twitter(現X)をチェックしているとパセリちゃんは知久寿焼のファンというので今回は両者一度に聴ける良い機会となった次第。(過去に対バンはしている筈)

まずはオープニングトークという事でNaNoMoRaLと岡野陽一によるトーク。
今回も年末の大感謝祭に続いて座席があるスタイルなのでステージの高さが無いJAMでも安心して観られる。
なにしろ疲れないw
(JAMスタッフの計らいでNaNoMoRaLのライブ前には片付けた。)
吉田豪の時、彼はあんまり転がさないので割と変な間が存在して雨宮未來の不思議ちゃん具合が目立つ感じだったけど(これはこれで面白情報が出たりで良かった)流石芸人さんだけにトークの展開が楽しい。

そして知久寿焼の演奏。
凄い。
曲の展開がえ?まだもう一展開するの?という深さ・高さと、ギターをカポでウクレレの様な音にしたり、カポでトレモロアームの様な事をしたり、6弦(5弦も?)をダルンダルンにして開放弦でパーカッション的な感じで自在に弾きこなすとか発想が自由自在。
特に歌詞の幻想的・抽象的かと思えば突然来る現実的な部分とか「三宅裕司のいかすバンド天国」を高校生の頃に観てて、たまが審査員に絶賛されていた時にはさっぱり理解出来なかったのが35年経って漸く分かった気がした。
「ぎが」の世界観は特に。(これサブスクに無いんだよなぁ)
そしてこれはパセリちゃん影響されまくってるなと。
終わって知久寿焼とパセリちゃんのトークコーナーがあったけど、パセリちゃん序盤は考えてきた事を喋って良い感じだけど、後半は喋ることが緊張で無くなってるという完全にチェキにサイン貰ってる間のおしゃべりタイム状態でしたw

続いて岡野陽一のネタのコーナーで「やさしさ」を披露。
本人の公式チャンネルにもあるネタで映像の頃よりまた磨きが掛かってて面白かった。
日常に突然挿し込まれる狂気の感じが知久寿焼とNaNoMoRaLの歌詞の抽象的な中に突然挿し込まれる現実的な感じでなんかパセリちゃんと相性良いのが分かった気がした。

フロアのイスの片付けの間に舞台上も転換してNaNoMoRaLのサウンドチェック。
PAからは転換中のBGMが流れていたので短時間だけどアンプセットだけの音がこういう感じになるのかと非常に楽しめた。
PA通すとどうしても左右のPAスピーカーからの音になっちゃってアンプセットの定位感って最前センターという究極席じゃないといまいち楽しめないだけに。
ライブが始まってみればパセリちゃんは雨宮未來とNaNoMoRaLを出来て良かったなぁと今日はつくづく。
彼女の歌声・キャラクターが無かったらパセリちゃんの知久イズムをここまで上手く昇華出来なかったんじゃないかと。
パローネポッピーとかエモクルとかはあるけど、ただ知久寿焼の真似をする青年になってたんじゃないかなぁとすら。

特典会では意外や先週の大感謝祭で自分がPAスピーカーの真横に居たのでスピーカーの横で煩くなかった?という話から盛り上がりました。
そしてなんか3人で会話が弾んだw
以前はどちらかと話すと気を使ってるのか片方は引いちゃってたのが良い感じに加わってきて上手い事弾んだw
大感謝祭でもそうだったけどMCでパセリちゃんが以前より結構突っ込んでたし、今日は雨宮未來はパセリちゃんをバディ(相棒)呼びしたりなんか良い感じのコンビネーションが一年近くライブ来てない間に出来てたなと。
これはパセリちゃんが岡野陽一に渡す側になるんじゃないかなぁ?

(終)

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