創ることが大好きだ
僕は「創ることが大好きだ」。
kurashiruのプロダクトマネージャー (PdM) になって、一年が過ぎようとしてる。PdMになった頃は、いわゆるプレイングマネージメントをしていて、コードも書いていた。組織が大きくなり、プロダクトのフェーズや自分の役割も変わっていく中で、業務時間でコードを書くことは難しくなった。たまにPull Requestでコードに触れる機会はあるが、段々と読む力が弱まっていくのがわかる。コードを書いていないとコード力が衰えていくのを感じる。
本当にこれでいいんだっけと思うこともある。しかしながら、僕がやりたいことは良いプロダクトを創ることであり、コードを書くことは手段だと思っている。その裏腹に、本心ではコードを書くこと自体が大好きだと心が叫んでいるのだと思う。
大学生からプログラミングに魅了され、寝食を忘れるくらい熱中していたからこそ、インターネットとの馴れ初めがエンジニアリング以外だったら僕はここまで良いプロダクトを創ることにこだわりを持てていなかったのだと思う。どこまでいっても、僕はコードを書くことが好きなんだと思う。
僕が大学生からプログラミングを始め、これまで創ってきたプロダクトを動く状態にしたので、インデックスさせてみる。全部Herokuに載せたため、もし動かしてみる場合は遅い。
マイルストーンのオンライン化
母校である早稲田にはマイルストーンという、講義情報が載っている雑誌がある。このオンライン化が僕が初めて創ったプロダクトだった。
テストアカウントを作成したので、触ってみて欲しいが、デザインは目も当てられない。でも、動くものを初めて創って本当に楽しかったことを覚えている。これを創ったのが大学2年の夏手前くらいなので、今の学生の方がもっと質が高いものを創れると思う。
メールアドレス:example@example.com
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自己管理サイト
次に創ったのが、自己管理サイトで、Ajaxを勉強するために作成した。
テストアカウントを作成しておいた。Ajaxを使うことで非同期的な処理がユーザビリティに与える良い影響を知ることができたので、とても勉強になったと思っている。
メールアドレス:sample@example.com
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誰もが発信できるプラットホーム
当時、WordPressを使ったサイトが盛り上がりを見せる中 (2015年くらい)、今くらい簡単にブログを公開して発信する文化はなかったと思う。誰もがもっと気軽に自分の思いを投稿できるようになれば良いなと思って創った。
テストアカウントを作っておいた。良い感じのエディタライブラリを導入してCMSを作れたと思う。これくらいなら今なら一瞬でできると思うが、この知見が今の仕事でもちょっとは役立ったと思う。
メールアドレス:sample@example.com
パスワード:password
フットサルのコミュニティ
僕の大学時代で、ソーサルを創ってる時が一番心に残っている。今まで学習を目的に一人で開発していたので、皆と一つのサービスを作ることは本当に楽しいと思ったし、インターネットって面白いと可能性を教えてくれた。今でも運営しているで、是非使ってみてほしい。
大腸菌が増幅するサービス
大学院で大腸菌を使った研究をしていたので、血迷って一日でゴリっと創ったサイト。Javascriptをゴリゴリ書いていて、動きなどはとても気に入っている。増殖しすぎないように、一定の数で死滅するように組んである。自分で写真をアップロードすることもできて、楽しい。
コードをシェアできるサービス
React.jsとWebSocketを勉強したくて創ったサイト。結構良い感じにできたと思う。一日という制約の中で創ったので、一気にぐわっと書くと動きが変になるのを最後まで解決することができなかった。
記事を入力すると良い感じの記事をレコメンドしてくれるサイト
このサイトを作った時、グノシーの高橋さん (@__timakin__) がミニGunosyを作るというイベントを開催していて、形態素解析に興味を持ちNaive Bayesなどを勉強して自分なりに記事レコメンドサービスを創ってみた。
創ったサイトはこちら。
これはとても勉強になって、形態素解析とかゴリゴリやるには結構マシンパワーが必要だということがわかった。Herokuでは全然処理が終わらない。
リアルタイムチャットサービス
当時アルバイトをしていた、Railsの受託会社ルビキタスで自社開発していたJavascriptのUIフレームワークであるCape.JSを使って何か創ろうと思って立ち上げたサイト。リアルタイムでチャットできるように、RailsのAction Cableを使って実装した。HerokuのfreeのRedisを使っており、コネクションが不安定で動かないことが多い。
Wantedlyのインターン課題
Wantedly, Inc.のインターンに参加させてもらった時の課題で創った。確かお題はwantedly内の機能を作るというものだったような気がする。見事に通過して、インターンに参加させていただけた。
クラシル
現在、在籍しているdely, Inc.で運営しているレシピ動画サービス。1,000万ダウンロードまでサーバーサイド一人で開発した。僕だけが開発しているのではないので、参考程度に。
創ることを通して
リリースはしてないけれど、今回挙げたプロダクト以外にも多くのアプリケーションを発案、開発してきた。プロダクトを創ることを通して、僕はやはり「創ることが大好きだ」なんだと心から思う。そして、創ることは自分が実際に実装していることで熱中できる。しかしながら、プロダクト開発はただ単にコードを書くだけでは実際に多くの人に使ってもらえるようなモノは創り出せないと痛感している。コードを書くことが大好きな一方で、それ以外のことも学び吸収してプロダクト開発に活かしていきたい。PdMはそれを体得するためのとても良い機会だと思っている。これからもずっとプロダクト開発に携わっていきたい。
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