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Redmond単身赴任日記 おろろん変化球 Vol.6「まだ寒い今年は寒い、鮭の様に夏は」

長い出張から戻って来たら。Seattle空港は温かかった。むしろ暑い位に。
気温は最高気温24度。おおぉ、5月も中下旬。
いよいよ良い時期がやって来るのか!
コットンツリーの綿毛達もバンバン舞う季節になったしなぁ。
っと思っていました。

コットンツリーとはポプラの一種で、綿毛を5月から6月位にかけて、
バンバン飛ばす植物です。
これが舞い始めると、ああそろそろ初夏の足音かなぁ。もう1年経ったんだぁ。
辛抱ももう少しだ、っと思い始めます。

綿毛の塊達
トレイルの右側に綿毛が
綿毛のアップです

週末に走ると、うさぎ達も帰って来ていました。

うさぎが、4羽

さぁ、さぁ、これからだ、お天気と気候が最高の贅沢だ。
っと心が湧き立つものを感じました。んが。
そんな日々は1週間と持ちませんでした。

今日5月28日現在は朝方は9℃、最高気温も14℃で雨。
明日も雨、最低気温は7℃。
さすがは北米の中のノースウエスト。甘くはありません。
やはり6月の中旬位までは、辛抱が必要の様です。
しかしそれにしても今年は寒い様です。
会社のシアトル生まれのシアトルっ子に聞いても、今年は寒いと言っています。
あー、また日本が恋しくなります。もう暑くて、暑くて死にそうと言っていた、
タンパさえも羨ましく思えます。
しかししかし、この長い雨と寒さに耐え忍んだ後の夏だからこそ、
その夏への、感謝と感動も大きいのは間違いありません。
後2−3週間、耐え忍びます。寒くなったり、暑くなったり、また寒くなったり、
そして暑くなって来て、夏が来る様です。アラスカの鮭は生まれた川に登る前に、川と海を行ったり来たりして、体を真水に慣らしてから遡上する様です。
シアトルの夏も鮭の遡上の様に行ったり来たりして、やって来る様です。
因みに下の動画はレイクワシントンに遡上して来た鮭の群れになります。

しかし、コットンツリーの綿毛って本当に飛びまくっています。
あれだけ飛びまくっていたら、この辺り一面がコットンツリーに侵略されそうになると思うのですが、そうはなっていません。
スケトウダラという魚は一回に150万粒程の卵を産むそうですが、
成魚になるのは、0.03−0.05%程だそうです。
きっとコットンツリーの綿毛も同じ様なものなのでしょう。
生存競争って、厳しいですね。
まぁ、見えているか否かの問題で、
全ての生き物はすべからくそうかもしれないのですが。
あー、今に感謝しよ。

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