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【ザンリーグ】ビタ止めしている場合ではないかもしれない【2024前期関東A1(22-3)】


放銃率の高い牌
切っていられないですね

切っていられないとはいえ、切っても良いこともある

どうすればよかったのか、振り返っていきましょう



有料部分はオーラスのリーチ判断について書いています

待ちの強度、点数状況などから長考することになりました
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◎南二局

親の落ちた2着目

さっさとあがって2着を盤石にするぞ〜
なーんて思っていたのですが


配牌役満構想


配牌これよ
么九牌が9種11牌
そして🀆🀄対子

大三元と国士の両天秤で打🀜

大三元の三元牌以外の1面子は🀛🀜から作って、雀頭はどっかの么九牌が重なれば良いです

早い段階で10種になれば国士に振り切ってしまいますが、大三元の方が鳴ける分アガリに近いので🀆🀄は鳴きます

大三元にするにせよ面子はこれ以上いらないので、無関係な数牌は全て切り飛ばしていきます

当然、国士にも不要


国士との別れ


🀝引いて面子ができました
么九牌は9種のままなので、ここからは大三元本線の面子手に決め打ってしまいましょう

かなり無理やり三元牌を鳴く進行になるので、安全度で萬子残したい

が、流石に雀頭つくるために見た目枚数残っている牌を切ることはできませんでした

打🀇


対立直押し引き


🀆が鳴けてするすると面子手の聴牌へと育ちました

南家からリーチが飛んできていますが、安牌の打🀅で聴牌

自分が聴牌で、子のリーチは花0なので相当押せます


リーチの残りスジは実質7本
(🀐🀓は🀑ワンチャンスかつ先切りなのでノーカウント)

残り7本もあれば、🀛は余裕の押し


終局のパターンを予想する


残りスジ🀔🀗、🀜🀟、🀝🀠、🀞🀡
4本かつ赤

自分の待ち、打点を考えると、残り筋4本で放銃率20%くらいありそうな🀔はリーチに対してそろそろ見合わない気がする
花抜いていないのは自分も同じで、打点が4000点しかありません

自分の和了に価値が低い

赤での放銃だと、リーチ+赤+2飜で満貫
赤🀝はほぼ絡んでいるであろうことを考えると、大体満貫くらいになりそう

放銃率と打点がそれなりにある
これが🀗ならばドラではない分かなり押し


また、親も押してて最終手出しが🀓

親に対しても危険となると、かなり無理がある牌に見えます


押してる親とでそのまま横移動してもらって構わないですね

オリ

結果的にビタ止め
ひゃっほう


と言いたいところではありますが、ここで忘れている要素がありますね

それは現在の点数状況です

この局の未来を考えましょう
各プレイヤーの和了と、ツモロンで全9通り+流局の1通りで10通りしかありません
(ダブロンは無視)

10通りくらいなら総検討しましょう

①南家和了

ツモ 確率:高
満貫なら2着目3着目が45000/7000
ラス目を飛ばす抽選と50000点台抽選を同時に受けられるため、かなり良い展開

ロン東家 確率:高
満貫なら48000/4000
これもとばし抽選が受けられるためかなり嬉しい展開

ロン 西家 切る牌次第
満貫放銃なら40000/12000
ラス目まで倍直条件かつ50000点台が遠のくのでかなり望ましくない
4000放銃なら44000/12000で倍満放銃できるし50000点台も満貫圏内なので良い
つまり、4000点の放銃はしても良いです
赤でなければ4000のケースは多いので、かなり押せる


②東家和了

ツモ確率:低
跳満くらいツモられると39000/30000
最悪である

ロン南家 確率:低
跳満横移動だと48000/30000
嬉しくはないが、自分の着順への影響が瞬間的にはさほどないので許容可能

ロン西家 あってはならない
本当にあってはならない
発生したら自害

③西家和了

ツモ 確率:中
52000/9000
トバシ満貫圏内にならないがいいアガリ

ロン東家 確率:中
52000/8000
理想的

ロン南家 確率:中
86000/52000/12000
ちょっと嬉しい

④流局

確率:低
まあよし


南家の和了は安ければ放銃でも良くて、自分の和了にはリターンがある
親のツモアガリは低確率でしないが最悪


自分がオリた場合、自分の放銃がなくなる代わりに和了が無くなります
和了率が相当低い手とはいえ、和了のメリットがそこそこあります
また、この時最悪な展開である東家の和了ルートが残ります

自分が押した場合、自分の放銃ルートがかなり悪い結果になるのですが、親の和了率は大きく下がり、自分の和了によるメリットも享受できます


この巡目で🀄はもう期待できませんが、リーチの南家とゼンツの東家がいる以上は、残り1枚の🀂待ちは山からすぐに河に打たれることが予想されます
🀂が浅ければ得になりますね

放銃の損失と親和了による潜在的な損失を和了ルートの得で十分カバーできるかなと思います
チップ込みの収支も考えると横移動を願いたいのが本音ですが、赤🀔で打っても4000で止まる可能性もありますしね

また、🀔が親にも危険なのですが、「ラス目の親がトップ目のリーチの現物待ちではない🀔をダマテンにする」ことが考えにくいため、🀑🀔🀔🀗聴牌ならば立直をしてくることが想定されます

🀓🀖を切っているため、一盃口のダマテン嵌🀔も出てきません

🀔は親に通せると言って良いでしょう


また、ここで🀂連打すると、親リーチに対して手詰まるリスクもあります
これはこの世であってはならないことです


後の親への手詰まりリスクも混みで、親現の🀂を自然に残せる打🀔聴牌維持ルートにも十分価値があると思います

打ってる時はこんな🀔押したらアカンやろと思っていましたが、こうやって見返すと押した方がちょっと得っぽく見えます



やっべ、親リーチきちゃったよ
あ、オープンか
これで子に差し込めるわ
助かる〜

の顔

まあ、想定通りの横移動です



◎南二局一本場


とくになし
端牌切ってたら終わった

牌を落とした後、山が上がってくるまでの時間を利用して点差を確認する様子が、とても趣があります

対局に真面目に向き合っている感じが出てるのではないでしょうか


◎南三局

2着目の南家
トップ目と31000点差
ラス目と13000点差


字牌の切り順

西家にアガられるの嫌だから🀂から切ろうな
親にアガられるのがめっちゃ嫌では無いので、全体役牌を先にきる優先度が低い


ブロックの構想


🀀1枚切れなので、数牌にくっつけて組み直しを狙うかどうか

組み直しをしないならば安全度で🀕から切りたい

組み直しもあるとして打🀑



形決めて打🀕
親の安牌を大事にしました

🀄のポンテン取った時に出ていく牌が🀕か🀏かは大違いですからね

この🀕がひどいことになるんですが、許して欲しいものです


他家警戒


親が🀝切ってて手出し🀛

🀙🀜待ちか、筒子完成しての索子待ちか

聴牌かは分かりませんが、そろそろケアしないといけません

🀞が自分で1枚使っており暗刻になりにくいとして
🀞は対子で赤🀔も一枚までであってくれれば満貫で止まります
満貫なら2枚失うだけで済みますし、跳満さえ打たなければ2着

🀕は見合うとして打🀕
放銃の2着確定もヨシの構えです

🀞暗刻が否定されていない以上微妙かもしれません

これ、どうなんでしょうか

聴牌タイミングの警戒は合っていましたね


リーチ判断


聴牌

どうするか、これ



待ちの強度

🀄が残り2枚、🀀が1枚

この🀄がかなり他家に持たれてそうです

何故なら、

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