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【雀魂】思考の順序が間違っている【三王奮闘記86】


差のある何切るを間違えていたというのならよくある話なのですが、普段なら切ってないはずの牌を切っており、雑な印象が拭えません

この雑なものを雑の一言で片付けていては進歩は望めません

原因を探るべきです

この原因は既にはっきりしており、思考の順序を間違えていることにあります

どう間違っていたのか

見直していきましょう



配牌構想

南一局親番
点数まったいら

配牌は特に大したことはない
とりあえず数牌伸ばしてリーチに行きましょう

打🀏

役牌重ねたところで副露進行する手牌ではないので役牌先切りしても良いですが、他家に役牌鳴かれて安くアガられる分にはかまわない状況ですので、役牌残し


役牌が対子になって

🀅対子になりました

🀅は鳴くかかなり微妙なライン

🀅を鳴いたとしても雀頭は🀚🀜🀜、🀞🀞🀠あたりから自然に作れそうです
🀝を引くだけで雀頭が消えますが、🀐🀑を採用確定とすれば🀜🀜🀝🀞🀞の亜両面×2としても運用可能
🀚🀜🀞+🀜🀞🀠の両嵌ふたつであると解釈もできるので、雀頭としなくても使い易い形なのがやや難しい

また、🀅副露したところで打点が1500止まり
🀃が4枚残っているので、引き次第では今後打点が伸びる可能性もありますが、正直この点数状況から1500和了する意味が躱し手以外にありません
親番継続に無理する必要は無い点数状況ですし、他家が高いかもわからない状況で躱し手を作りに行く必要はありません
それよりは、門前で手を作ってリーチに向かった方が良さそうに思えます


現状の手牌からは鳴かなそう


他家の動向

対面が🀒ポン
打🀟

🀡🀟のドラ搭子を落としているの、何事?
🀕を先に切っているので、混一は否定されます
そうなると、役牌が本線で対々がサブプランでしょう

一旦無視
自分は🀃1枚抜きで手牌価値ちょっとアップ
辺🀒搭子が対面のポンによって無力化されてしまったので、ここを外して組みなおしに行きます
ここから組み直すと搭子不足になるため、ツモりにいって搭子を作っておきたい
搭子つくりのため、🀅はスルーかな

打🀑

🀘は🀗引き戻しで辺🀖搭子ができる点が偉い



打🀇
安牌を手放します
🀘の縦引きを諦めていません

対面の仕掛けは🀃も抜いておらずドラ🀡も切っているため、役牌が絡んでも5200
安目打ちなら2600まであります
かなり無視していいですね


ポンして良かったのか

🀅ポン打🀘

🀓🀓🀔🀕という雀頭が作れそうな部分がありますが、🀓が4枚見えなので、実質的に🀓対子+🀔🀕の辺🀖という形
そんな形を残して鳴いていいのかかなり怪しい

それでも、🀅鳴かないと筒子で3面子コース
筒子で3面子は🀟2枚見えからかなり厳しいルートです
そうなると、🀖引くことはお祈りして🀅を鳴いておいた方がアガリには近そうです


思考が逆、その1


飛び出した悪手その1
打🀓

🀅切れ
🀓切るとブロック不足です

🀅鳴くとき、なんとなく鳴いたことがこの打牌によってバレます

一つ前の局面の文面を思い起こしましょう

🀅ポン打🀘
🀓🀓🀔🀕という雀頭が作れそうな部分がありますが、🀓が4枚見えなので、実質的に🀓対子+🀔🀕の辺🀖という形
そんな形を残して鳴いていいのかかなり怪しい

これは考えていた


それでも、🀅鳴かないと筒子で3面子コース
筒子で3面子は🀟2枚見えからかなり厳しいルートです
そうなると、🀖引くことはお祈りして🀅を鳴いておいた方がアガリには近そうです

これはふんわりとしか考えていなかった

怪しいんじゃないかということを先に考えており、鳴いた後の手牌構造の考えを後回しにしていました

逆です

鳴いた後の手牌構造を考えてから副露するかどうか決めるんです

これができていないから副露が一向に上手くならんのです


カンにゃ

🀟引いて🀅カン
🀃2枚抜きで手牌価値急上昇中につき、一向聴でもあるのでここのカンは良いでしょう
5800から7700になる
1枚乗るだけで12000になるので、打点上昇がかなり偉い


切れない牌

嶺上から🀀
切りたくないねえ

対面は🀛🀞以外の全ての筋が通っています

🀛🀞両面はかなり自然な形で残っていることがかんがえられますが、双碰待ちがかなり濃厚

双碰待ちの候補は字牌だと🀀🀁🀂の3種
数牌だと最終手出しの🀝周辺牌、ほぼ🀛で稀に🀜

🀃も抜いている相手に対して一向聴から押せる牌ではないとして打🀚


思考が逆、その2

押せない牌が2枚目です

字牌止めとけばええやろで打🀜

ダメですね


押せない牌が2枚もあるのですから、この手は押すことがないわけです
そうであればベタオリを優先しましょう

🀜🀜🀝からの打🀝はレアケースですが否定はされていません

これも思考の順番がおかしいのです

「押せない牌が2枚あったら他の牌を切る」
のではなく
「押せない牌が2枚あったらオリる」
に思考が切り替わっていないといけません

その後に、「オリるならば何を切るか」という思考が入ってくるわけです
オリる際にこの🀜は選択肢に上がりませんね


思考の順序さえ守っていれば、間違えようがないのです


結末

対面が打🀝したのは🀃を抜く前かつ槓ドラが乗る前なのですから、🀜🀜🀝から打🀝の対々固定は自然な打牌です(打点が1300→8000になるため)


思考の順序をしっかりと見直しましょう

最近、上手いことやろうとして余計なことばかり考えていませんか?

当たり前のことを当たり前にやりましょう


それでは今回の記事はここまでです

また明日の記事でお会いしましょう

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