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【姫麻雀】手牌の下方修正【友人半荘戦】

今日のテーマは手牌の下方修正です
手役による満貫が見えているとついつい拘ってしまいそうですが、巡目との折り合いはきっと大切です
いつまでも夢を見てはいられません

引き続きチーム戦の練習試合からです

東四局と言えどまだ親番も残っていますし、条件も緩めなのでフラットに打っていきます


配牌構想

特にこれといって言うことの無い配牌です

数牌で5ブロックあるので、門前立直を本命にして手を組んでいきましょう
一気通貫になったら嬉しいですね

門前手順ということで役牌の🀅から

ブロックが揃っている時は孤立🀐より🀅の方が価値がありますが、🀅を重ねて1000点や2000点を上がりたい訳では無いため、他家に重ねられる前に切る方が重要度が高いです


安牌意識

ふわりと字牌の🀂切り

最もネックになっている辺🀟を引き入れました

これで5ブロックの形がほぼ決まったため、🀂を安牌候補として残して🀐切ってしまっても良かったかもしれません

一応辺🀍より🀒引いての嵌🀑の方が嬉しいので🀐残しでも良いでしょう

ここで2切れの🀃と🀐を入れ替え


愚形待ちの布石

🀎ツモって🀞切り

この手は一気通貫にするのが理想形なので、辺🀛搭子は最後まで残ります
愚形のため最後まで埋まらず待ちになることもあるでしょう

そういった時に宣言牌が🀞かどうかは出あがり率に大きく関わってきます

牌効率ではもちろん🀃切りですが、3対子形で受け入れロスは🀞の2枚しかありません
瞬間の効率よりもアガリ効率を考えると、ここで🀞切りが良いでしょう


この🀙もツモ切り

折角🀞を先に切ったのですから、手牌には🀙周りはありませんよという主張のためにも🀙を留めてはいけませんね

🀞が先に切られており🀙ツモ切りとなると、愚形固定の手順になるため、🀛待ちは不自然な手順ということでかなり他家目線で安全になります


副露判断その1

上家から出る🀜
鳴くと一通の一向聴ですが、1000点の一向聴を焦って取る必要は薄いため、スルーです


嬉しくない愚形埋まり

🀛を自分で引きました
折角河が良い感じなのにちょっと勿体ない気がします
とは言え、手は進んだので嬉しいですね


余談ですが、「手牌読みをして通そうとした牌が放銃になってしまい、手役のある大きなアガリが生まれた」というのは麻雀観戦において最も盛り上がる瞬間のひとつだと思うので、そうならなかった残念さもあります


赤の策略

赤🀋をツモりました

ここで🀏を切って立直宣言牌が赤🀋だと🀎は盲点になってアガリやすくなります
また、赤🀋を浮かせることでくっついた際に打点が上昇しますし、🀎の雀頭固定であれば🀕対子の両面変化も追うことができます

裏目の🀍引きも嵌🀌として採用できるのでほぼ裏目が無いと言えるでしょう

と思ってはいたものの🀋ツモ切り

この巡目になると赤🀋を浮かせて持つことのリスクが大きく、メリットはそれを上回らないと判断しました


目標の下方修正

上家から🀜が打たれました

気持ちとしてはスルーしたいのですが、これをスルーしてしまうと🀜🀟が残り4枚で、高目の🀜は残り2枚です
筒子でない部分も辺張対子と対子という愚形残りで、形は決して強くありません

そうであれば、ここはチーしてしまって先制の聴牌を入れた方が強力でしょう


8巡目ともなれば誰かしら聴牌しててもおかしく無いですし、立直も飛んでくる頃合いです
一向聴の状態で他家に対して押せずにず降りるよりは、聴牌組んで押した方が得です


ということで🀜チーして打🀏

このまま押し切りますが、🀔か🀖引いて両面に待ち替えできたら嬉しいですね


空切りするか

🀟を持ってきました
自分の最終手出しが🀏で、🀏周りの🀎が相当警戒されうるため、手出しをすることで🀎の濃度を下げたいですね

しかし、この🀟を空切りすると自分の手牌がバレます
というのも自分は🀜を🀝🀞でチーしているため、手から🀟が出てくるのは意味不明です
つまりは🀟が空切りであることがバレて、🀞が4枚見えてのことから🀟🀠🀡の面子構成が全員に透けて見えてしまいます

手牌がバレると他の部分の危険度がその分上がるため、ツモ切りして情報を与えないようにしましょう

迷ったらツモ切りしておけばOKです


結末

🀎を捕まえて2300点の加点に成功です



あとがき

両面からは鳴きにくいとはされていますが、実質辺張のような両面なので気付けて鳴けたのはよかったです

中盤の聴牌取りの重要性を感じますね

それでは今回の記事はここまでです

また明日の記事でお会いしましょう😉

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