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【天鳳】全力タンヤオ【大会東風戦】


ドラ3ある手は打点が十分なため、速度を最優先にして手を進めていきます

仕掛けられる方が早いため、普段は門前で立直に向かう手格好からクイタンに行くケースもあります

今回はそんなクイタンについて取り上げていきます


※内容とは関係ないですが、局面としては前回前々回の記事の続きです



鳴くかどうか

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鳴き判断の前に、一旦ブロック構想をしましょう

萬子1ブロック索子1ブロックにつき筒子で3ブロックですね


では、鳴くとどうなるでしょうか

チーすることで筒子が1面子2対子から1面子+好形といった形が改善されることが期待されます

二向聴から二向聴の鳴きですが、対子が4つほどあるため対子をほぐしていくのが良さそうに見えます


では、鳴くにしろどういった形で鳴くのが良いでしょうか

どう鳴くか

鳴くことでツモ番を一回スキップするのですから、それに見合う受け入れ枚数の増加があるのでしょうか
いろいろな鳴いた後の形について比較していきます

鳴かない場合

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萬子索子はどちらにせよ同じなので筒子だけ考えます
37p双碰受け4枚


35でチー

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2578p受け14枚


56でチー

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2357p受け12枚


嵌張でチーするのが最も良さそうですね


筒子が連続形で見にくくはありますが、

3345の亜両面からの食い延ばしと考えるとしっくりくるかなと思います


とはいえ5pが結局二度受けになっているため枚数差は2枚しかありませんので大差で嵌張チーが良いとも言えません
特に、ポン材がある場合は対面下家からも鳴けるようになるため枚数差を覆せる場合もあります

今回のケースでは残った対子がすべてポン材としては弱いため、ポンできるメリットも小さく、ここは二度受けとは言え両面を残して嵌張チーにしておくのが良いでしょう



わたしは二度受けを嫌って両面でチーしてしまいました



手牌進行

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両面チーがうまくいく唯一と言ってもよいパターンである3p縦引きに成功しました


怪我の功名とはおそらくこういうことを言うのでしょう


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上家から4sが打たれたのでポンテンにとります

赤5sが出ていきますが、ドラ3あって満貫聴牌なので気にする必要ありませんね


結末

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トップから満貫直撃です
供託と本場でぴったり逆転に成功しました


あとがき

なんとダンラスからトップ逆転に成功です

前局の粘りと幸運が良い結果につながり、図らずも3部作のようになりました
3部作で取り上げた内容はオリとケイテンと食い延ばしとバラバラでどれが欠けてもよくないすので、やはり麻雀は総合力勝負なのだなと思いますね


それでは今回の記事はここまでです

また明日の記事でお会いしましょう😉

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