【第4期ザン王決定戦】副露から得られる情報と先切り【予選1/6-2】
本日も東一局の振り返り
絶賛親番で連荘中
二本場になっています
東一局二本場
役牌の価値
打🀡
索子3ブロックとするとブロックが足りているので、価値の高い浮牌として字牌を選択
569の9は7引きでの5679が強力なので9の価値がまあまああります
ただ、それよりも役牌重ねてポンして、ドラ🀇を雀頭としてでもポンしてでも使えるようにした方が、強いとの判断です
手牌のブロック構成選択
この場面、対面に役牌🀆のポンが入っています
🀆ポン打🀠、手出し🀗🀠
まず、この手を進行していく上で考えたいのは押し引きです
副露している子に対して二向聴から押しても良いのか
自分の手はドラ🀇が雀頭候補としてありつつ赤も2枚ある打点の伴う手です
そして子の副露は花牌も抜いていないただのポンです
余裕で押しですね
では押すならどう押すか
弱いブロックを払って5ブロック進行にするか、5ブロックにするなら🀚🀚、🀇🀇、🀖🀘のどこを落とすか、または🀒切って6ブロックにするか
この手をどうアガリたいか決めましょう
まず、🀔🀕🀖の1面子は確定
他ではドラの対子である🀇はまず使いたいですね
1切れとはいえ親番での打点は大切です
対子で使うと2飜で1段階アップなのでおよそ6000点の価値と言えるでしょう
ほぼ暗刻にならないので、雀頭はほぼここで作ります
残りは🀝🀞両面、🀑🀒両面の両面2つも採用したいところ
そうなると、残り1ブロックは🀚🀚の対子か🀖🀘の嵌張搭子かの2択
嵌張搭子の方が有効枚数が3枚なので1枚分多いです
ただ、🀚は場況が明確に良いので残したい対子です
🀚からの横伸びである🀙や🀛ツモも期待できて強力な搭子を構成することができます
つまり、今回は対子と搭子の優劣がはっきりしているため、より弱い悪形である🀖🀘切りが良いですね
わたしは選択を保留する打🀒として6ブロックにしましたが、6ブロック進行には裏目が存在します
まず、愚形が埋まったあと
🀇🀇🀚🀚🀝🀞🀑🀒🀔🀕🀖🀖🀗🀘
🀇🀇🀇🀚🀚🀝🀞🀑🀒🀔🀕🀖🀖🀘
🀇🀇🀚🀚🀚🀝🀞🀑🀒🀔🀕🀖🀖🀘
いずれも両面を残したままの2対子形進行ができません
好形が埋まった際には、役割の無い浮き牌が残った一向聴
🀇🀇🀚🀚🀜🀝🀞🀑🀒🀔🀕🀖🀖🀘
🀇🀇🀚🀚🀝🀞🀐🀑🀒🀔🀕🀖🀖🀘
どちらにせよ一向聴の形が弱くなります
搭子を選べる以上は🀒は切らない方が良いです
ここで🀖🀘搭子が弱いときちんと判断できているのですから、ちゃんとその搭子をこのタイミングで払いましょう
というのが平面牌理+ちょっとした立体牌理のお話
実際に🀒切りはあまり良い手とは言えないのですが、次に立体的な要素も加味していきましょう
最も重要になるのが、対面の手牌進行です
対面の手牌進行を読む
改めて場面を見ていきます
ここは対面の仕掛けがどう見えているか
🀡を切っている人が役牌🀆ポンで打🀠、その後立て続けに🀗🀠と手出し
かなり大きな情報です
対面の手牌を予想していきましょう
🀡を先に切って🀠対子固定したのにも関わらず🀠の対子落としというのはかなり不思議ですね
対子フォローを先に切っていてその後に対子落としになるケースは主に以下の2パターンです
①🀡切りで6ブロックにしたケース
対子固定の順子手6ブロック進行は殆ど無いはずなので、七対子含みの4対子形両天秤の6ブロックが多いです
②🀠スライドで対子落としに見えているだけのケース
さて、ここで5ブロック進行を否定して6ブロックと言い切っていますが、なぜ6ブロックと言えるのでしょうか
実際に手牌を再現しながら確認していきましょう
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