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【姫麻雀】焦りからくる役牌ポンは危険信号【三麻半荘戦】

2週間前に続き、再び姫麻雀サークル「泣斬竜」内で三麻の対戦会が行われました

三麻は人数が少ないので卓組がしやすく、対局時間も短いので対戦会には四麻よりも向いていますね

やはり時代は三麻である

この対局の特徴は思考時間が回復なしの3+5秒であることです

瞬発力が鍛えられるのでとても良い練習になると同時に、苦手が見つけやすいです


今日はその対局から仕掛けについてピックアップします

いつものような局を通した反省ではなく瞬間の振り返りです

逸った仕掛け①


南家の🀄ポン

わたしは普段こういった🀄は鳴かないようにしています

鳴いたところで1ブロック足りていません

ブロックが足りていないときに1面子を完成させることのデメリットは、手牌の孤立牌が1枚減るので新たなブロックを作りにくくなることです
今回の手は字牌が多いのでくっつきロスは実際少ないとはいえ、🀀や🀂の役牌重なりチャンスを逃してしまうことになります

一手進める意義は大きいとはいえ、まだ和了までは遠い上に打点も伴っていません
遠くて安い仕掛けで手牌を短くして守備面を不安定にしてしまうのは避けたいところです


ただ、今回は一応🀇の対子があるため守備面は確保できているとして鳴いても悪いとまでは言えないかなと思います


🀇の守備意識が無いままに鳴いてしまったという点が危ないですね


その後

上家からの立直です

槓ドラは🀃で抜きドラなしの子供相手なので、たとえ自分の待ちがペンカン🀒という弱い待ちであったとしても5200の聴牌なら押す価値はありますね
通っている数牌が🀐🀘の2枚かつ🀜のワンチャンスということで🀚はかなり切りやすいです

🀇ポン打🀐
立直者のツモ番を飛ばしつつ、3枚から5枚に待ちが増えます
打点は2600に落ちてしまいますが、枚数が増えて勝率が上がることは失点機会を減らすことになるので、ポンで良いかなと思います

豪運発揮


逸った仕掛け②


下家の🀄ポン

ブロック数を数えましょう

1,2,3
そうですね、全く足りていません

打点も考えましょう

ドラが1
そうですね、全く足りていません

これははっきりポンしない方が良いでしょう

一例目は打点やブロックが多少足りていなくとも🀇対子というブロック兼守備牌があったので、鳴いても悲惨なことにはなりにくいのですが、今回では攻守共に優れたブロックがありません

鳴いたところで全く戦えそうにありません


その後

ムダヅモなく2000点のアガリ
いくらなんでも普通はこんなうまく行きません


あとがき

三麻は手の進みが四麻より早いこともあって遠い仕掛けが間に合わないことが多く、打点も四麻より高くなるので安い手が聴牌できても見合わないことが多くなります

オーラスアガリトップのような安くて遠い仕掛けが有効な場面ももちろんありますが、東場から急くことはありません

短時間思考ではついポンしたくなりますが、こういった副露判断は切る前に鳴くかどうか決めておきましょう

それでは今回の記事はここまでです

また明日の記事でお会いしましょう😉

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