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【天鳳】九種九牌でも流さない【三特奮闘記08】

8種は手なり
9種は流し
10種は国士

よく言われます

しかし、九種九牌と一口に言っても、いろいろな種類があります
形の悪い九種なら流しますし、🀃抜かれて流せなければ国士に向かうことあるでしょう
では、形の良い九種なら手なりで打つこともあるのではないでしょうか

今日は形の良い九種九牌を振り返っていきます


配牌構想

東一局配牌はこちら
数牌么九牌が4種、字牌が5種で9種です

🀐🀑🀒順子と🀀🀀対子の2ブロックしかない悪い配牌ではあるのですが、和了に向かうだけの価値ある手牌と判断しました

価値あるポイント
①打点の元がある
ダブドラの赤🀔があります
今の手牌にブロックが足りていない故にどうせこの🀔にくっつけて1ブロックは作れますね
🀔か🀃さえ引けばそれだけで満貫になります

②孤立牌が優秀である
🀔と🀜という真ん中の中張牌が2種
更に言うと孤立字牌が全て役牌です
🀁🀆🀅🀄4種全て役牌なので、どれか1種でも重ねることができれば、🀀対子と合わせて1面子1雀頭と和了役の確保が容易です


以上のように打点が見込めることとと孤立牌が優秀であることから、満貫和了がかなり現実的に見える手牌であるため、真っすぐ手組する価値があると判断しました


打🀁
第一打からミスです
1切れであっても役牌対子にするメリットはかなり大きいです
🀏でいい


序盤進行

🀀ポン発進
雀頭はないものの、面子をまず確定させにいきます

ブロック不足の手牌故に搭子を破壊することもなく、何かしらの縦引きで雀頭部分は作れるので重なり待ちです
🀙🀛🀜部分で1面子1雀頭にしても良いです


么九牌の選択

最高の形で雀頭ができました

🀡と🀘の選択

これはセオリー通りでいいですね

孤立数牌は切られている方を持つ

です

理由はふたつ

他家が切っている牌周辺は持たれていないことがやや多く、待ちになった時に優秀です
ついでにくっつきやすい
同じ嵌8でも🀡切りがいる🀟🀡と何も情報のない🀖🀘は🀟🀡の方が良いですね

また、残した🀡が1人への現物になります

今回は🀙🀚🀛🀜の形がそれなりに有能なので、後者の理由の方が大きいですね

打🀘
ここは間違えてはいけない


聴牌

🀛引いて両面聴牌
東ドラ3です
勝ち申した

ここで考えるのは待ち変えです
🀔をポンするとドラ4になって🀙🀜待ち

枚数は5枚から5枚で変わらず
上家は🀙🀚🀜🀝をどれも持っていなさそうなので場況一緒
下家は🀡早い分🀞所持率上がりますが、他は不明

🀃がまだ3枚残っているので、🀃抜いた際に跳満になる分ポンしておいた方が得かなという気持ちと、🀔鳴かなければかなりノーケアでであがりに期待できると言う気持ち

ロン率重視で🀔スルーの方が良いかなあと思います

🀃抜いた後は跳満確定になる分ポンしたい

🀃は抜いたものの、🀚🀝と🀙🀜に見た目枚数差が生まれたので、🀚🀝続行することにしました
特に、🀙🀜待ちの強い方の待ち🀙が薄くなってしまったのは強い理由になります

無事和了



九種九牌も構想の俎上に乗るうちのひとつでしかありません

配牌構想をしっかりと描いていきたいですね


それでは今回の記事はここまでです

また明日の記事でお会いしましょう

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