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【姫麻雀】見落としと見逃し【友人半荘戦】


一昨日の記事の続きです

下家の先制立直にわちゃわちゃした局の手組みですが、実はチーするかどうかを実戦中に全く考えられていませんでした

※公開直後は副露判断の記述が残ってしまっていたことをお詫び申し上げます

今日はするべきだった副露判断と、被先制立直後の打ち方について振り返っていきます


ドラを鳴くか

まずはこの局のテーマについてです
上家下家とのおよそ2万点差(前2戦の条件があるため、表示されている点数とは別)を残り3局でひっくり返したい要請があります

手牌にドラ1あるので立直が本線です

しかし、ドラが鳴けるとなれば話は少し変わってくるでしょう
ドラを鳴くとタンヤオドラ2、うまくいくと三色がついての満貫があり得ます

スルーしたところで満貫になるかはわからないので鳴いても決して悪くはなさそうにも思えますが、まだ3巡目なので選択肢は広く持つべきで、ここで鳴いてしまうのは早計でしょう
平和や789三色といった打点要素が潰えてしまいます


チーするかどうかはさておいて、チーするかどうかを検討するのは大切ですね


両面の3枚目

では、この🀠はどうでしょうか

チーして🀜を雀頭とすることで、嵌🀍と辺🀕というとても弱い受けが2つ残りますが、タンヤオ三色ドラ2の満貫が確定した一向聴になります

打点が保証されるためこちらも鳴いても良さそうですが、門前で進めれば🀋🀌🀍🀎🀏🀛🀜🀝🀟🀠🀕🀘の受入れがある二向聴であり、特に萬子が広い範囲を受け入れられる形になっています
それらの受入れ消してしまうのは勿体ないでしょう

というわけで、この🀠もスルーでよさそうです


どちらにせよチーはしないのですが、立直手順だからと言って鳴き無し押して副露を考えないのは、よくない傾向ですね

手組の段階で絶対に鳴かない方がいいと断言できるならよいのですが、わたしの場合はそこまで牌姿の理解が足りていないので、思考停止はやめておきましょう

とはいえ、余計な牌を鳴くリスクを減らせることは確かなので悪い面ばかりではないんですけどね
鳴かないことで手組を単純化させる戦術もあるくらいですから



対先制リーチ

ここからは先日の続きです

🀎の働きがない上に安全なのですから🀎を切りましょう
🀑を切っている場合ではないです


🀎を切りましょう
🀙を切っている場合ではないです

聴牌

平和ドラ1で聴牌しまいした
手替わりが存在しないのでもちろん立直ですね


見逃すかどうか

下家からあがり牌の🀘が出たのでロン

ミニマム3900は4900ですが、裏ドラで満貫なので当然上がります
最終局の裏ドラ条件でも倒すのですから、それより前の段階でも当然倒しますね

下家からの直撃であれば、3900点のアガリだったとしても点差がおよそ17000点から7000点まで縮まるため、次局以降に上家との点差のみを意識できるようになります

大切なのはオーラスまでに10000点差(相手が親なら12000点差)までに詰めておくことです

一瞬見逃しもチラつきましたが、きちんとアガれてよかったです


結果裏ドラは乗らず、供託込みで4900の加点となりました


あとがき


上手な見逃しは条件意識の表れで競技麻雀において盛り上がるポイントでこそありますが、下手な見逃しは下手なだけなので、そうならなくて本当に良かったです

また、鳴き無しを押す癖があり解除忘れによるミスも実は多々発生しているため、基本的に鳴き無しを押さないようにしたいなとも思いました

それでは今回の記事はここまでです

また明日の記事でお会いしましょう😉

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