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【姫麻雀】短い手牌の御し方【第5回合戦】

役牌バックで仕掛けていった局の手牌の持ち方と、そもそもの副露判断について振り返っていきます

入賞のためには躱し手で点数をキープしておくことがきっと重要です


配牌構想

この手での将来はどうなるでしょうか?

4ブロックできており、うまくいくと立直赤+白などになりそうです
また、さほどうまくいかなかったとしても、白対子を活かして白赤での仕掛けてのアガリは見込めそうですね

どちらもあり得る手牌で理想は立直手順ですが、5ブロック目もまだ見当がつかないため白を仕掛けての手順が本線になるかなと思います

仕掛けよりになる一つの理由として、今大会のルールと今の点数状況です

144000であれば入賞は十分に見込めますので、この点数を守っておくことの価値が高くなっています
立直による大きな加点をせずとも2000点のアガリで素点を積み失点を防ぐのも有効です


この配牌からは残り1ブロックを作れば良く、浮き牌🀓があることから🀐が不要ですね




ブロック候補確定

5ブロック候補が全てできましたね

ではブロック外の牌の優先度を考えていきましょう
🀜🀂🀄からの選択です
🀄は1切れですが役牌かつドラ切りの対面に対する現物
🀂は生牌のオタ風
🀜は好形変化の種(🀛🀝引きで嵌🀔搭子を外していけます)

🀂の価値が最も低そうですね
🀆を鳴いた時の雀頭候補とするのであれば🀜と見た目の上での重なりやすさは一緒です


両面はスルー

上家から🀞が出ましたが、これはスルーですね
浮き牌を消費しながら残りを愚形だらけにしてしまいます

両嵌はチー?

次に上家から🀊が打たれます

🀇🀉🀋🀋🀌の部分で🀈🀊🀍受けになっています
🀊をチーすると、🀆をポンした時の雀頭候補がなくなってしまいます
面子が一つ確定する代わりに雀頭が消えますので、あまり手は進んでいると言えないかもしれませんし、門前も消えてしまいます

しかし、ここで🀊をスルーすると、🀊は2切れになるために受け入れが嵌🀈に固定されてしまうとも言えます

わたしはチーしていきましたが、これは正直どちらが良いか全くわかりません


そして🀊チーした以上は、この手は本手としてぶつけにいく手牌ではなく躱し手としての運用をしていきます

そのため、🀜🀇🀄と打牌候補はありますが、危険度で🀜を先に逃がします


雀頭無し

🀆をポンしてこの形
雀頭がありませんが、どれかで雀頭はできることでしょう
とはいえ、この形の見た目が不安すぎるため🀊チーはしない方が良かった気もしてきます

鳴いてしまったものはどうしようもないので安全度で🀇切り


雀頭完成

🀌が重なりました
雀頭が出来てうれしいですね

🀋と🀄の選択ですが、ここでは🀋切り

両面対子+嵌張の時は嵌張部分が対子になって両面部分を両面として使えることがあるため、両面部分を雀頭固定するのはあまりよくありません

しかし数牌で安牌を持てていないため安全度で🀄を残していきました

序盤であれば受け入れが増える牌は残して目いっぱいに構えて和了率をなるべく上げることが重要ですが、二次変化を見て目いっぱいに構える必要はないかなという判断です
これが正しいかはわかりません


目いっぱいに受けるかどうか?

🀖引いて両面変化、🀂を引いて安牌入れかえを行いこの手牌です

10巡目に安牌🀂を手放して目いっぱいに構えるかどうかの選択です

先ほど書いた通り、序盤であれば縦引きやポンしそこねるロスが大きいため目いっぱいに構えることが多いですが、この中盤であれば安牌をもってもよいでしょう

ということで🀠切り

こういった安牌残して両面固定はMリーグでの小林プロの持ち方を参考にすることがあります



危険牌の処遇

いらないドラです
上家がチャンタのドラ単騎にしている可能性はありますが、聴牌しているかもわからない相手に対して弱気になるのはいけません

巡目が進めば進むほどうっかり誰かの単騎になっている可能性も高くなるため、はやめはやめです

この🀖も同様に今のうちに切ってしまいます
誰かのダマテンが入っているかもしれませんが、目に見えないものにおびえている場合ではありません


結末

聴牌して

終局間際に和了

最終盤に躱しが実りました

決着巡目がここまで遅いなら立直手順にしてもよかったなあと思わないでもないですが、良かったことにしましょう



あとがき

副露した後の手の持ち方はよくできたかなと思うのですが、🀊チー発進についてはやや疑問が残る結果となりました

難しくなるから鳴かないという人も多そうです
どちらが得なんでしょうかね?

それでは今回の記事はここまでです

また明日の記事でお会いしましょう😉

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