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【姫麻雀】三色かドラか向聴戻しか【第5回合戦】

三色とドラであれば、大抵はドラを選んだ方が良いことが多いです
殆どの三色は高目三色になりがちで、高目三色は50%0飜50%2飜の期待値1飜です
高目高目三色に至っては0.5飜の価値しかありませんね

ですが、嵌張の三色同順はどうでしょうか
安目がないため2飜役と言えるでしょう
好形変化によって三色が消えゆくこともありえますが、愚形を受け入れて2飜として活用していくのがよさそうですね

今日はそんな三色の手について振り返っていきます




配牌構想

サークル合戦の大将戦
140000を入賞ボーダーとして想定して打っている東3局です
147300点持ちなので、このまま点を伸ばして優勝を目指しつつ入賞ラインは割らないようにしたいですね

それなりに整った手牌です
手なりで行きましょう


三色かドラかそれとも

🀎引いて選択です

まず打牌の第一候補に挙がるのがドラ🀋ですね
一向聴を維持しつつ、678の三色同順を強く意識した一打です

次に🀁を切っての向聴戻しでしょうか
タンヤオを付けつつドラも使いつつ三色も追える手順です

わたしは三色同順で仕掛けていけることを重視して🀋切り

対面の親が🀘ポンから発進しています
役牌バックか対々かはわかりませんし、打点も速度もわかりませんが、早上がりで局消化をすることも重要です

三色同順手順であれば、仕掛けて1000点の躱し手にすることも立直して5200の本手にすることも可能ですね


一応何切るシミュレータに入れてみたところ
🀛切り 1563点
🀋切り 1553点
🀁切り 1505点
となりました

タンヤオに寄せずとも三色で打点が確保できるため、巡目が早いにもかかわらず🀁切りでの向聴戻しの優先度が下がっていることがわかりますね

興味深いのが🀛切りの方が🀋切りより優位に出ている点です
単純な一向聴であれば🀁と🀛の受入れが消えるため🀋切りに劣ります
しかしそれでも良い結果でているといういことは、筒子や萬子が伸びて三色が崩れつつも🀁を雀頭としてドラを使った好形立直のルートをより強く見ているということになりますね

わたしにはこの🀛は切れなさそうなので、よい勉強になりました


タンヤオを見落とす

🀞引いて🀞ツモ切り

🀁を切りましょう

🀁と🀛の受入れが消えてしまうため、一向聴の受入れが減ってしまいますが、🀛を雀頭とすることでタンヤオが付きます

この序盤であれば4枚の受入れより打点を優先したいですね

嵌張嵌張の一向聴は不安でこそありますが、仕掛けの利く一向聴ですので門前の両面両面くらいの感覚を持っていてよいはずです



あとがき

結局あがれはしませんでしたが、たった4巡で悩みどころの多い手牌でした

特に🀛切りというような中庸案のような打牌は何切る問題には出てきにくい回答なので、今回シミュレーターで知れたのは良かったです

今後もツールを活用しつつ牌譜とつきあわせていこうと思います

それでは今回の記事はここまでです

また明日の記事でお会いしましょう😉

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