コント アミューズメントパーク
ボ:みなさんをこれから素敵なジャングル探検へとご案内いたします。
何が起こるかはだれにも分からないジャングル。
もしかしたら、もう二度と戻ってこれないかもしれませんよ。
見送りの人たちにお別れの手をふりましょう。バイバ~イ!
ツ:(無言)
ボ: あれ〜?なんかテンション低いですね〜?? もっと元気出していきましょうよ! お見送りの人たちにお別れの手を振りましょう。いってらっしゃーい!
ツ:(無言)
ボ:お客さんどうしたんですか〜?もっとげんk
ツ:(会話に割り入るように)ここMRIだよ! なんでジェットコースターのテンションで見送られなきゃいけないんだよ!これから人間ドッグするっつうのに。
ボ:いってらっしゃーい。
ツ:話聞けよ。2度と戻って来れないってなんだよ。人間ドッグ前に不安を煽るな。
ボ:不安なことも楽しんでやっていきましょうよ〜
ツ:なんでもいいから、早く進めてくれ。
(MRIに入れられる)
ボ:さて、ついにジャングルの中に入ってきました。以前入った人は、顔面蒼白になって帰っていきましたねぇ
ツ:怖いこと言うな。
ボ:さぁ、ジャングルを抜けた主人公。次に身体チェックを行わないといけないらしいです。こちらに乗ってください。
ツ:身体測定だろ。早くしろって。
ボ:おっと、うーん、残念ながら身長が足りないんで、次の検査を受けることができません。
ツ:なんで身長低いと受けられないんだよ。遊園地ルールを健康診断に適応するな。
ボ:次のアトラクションです。あなたは恐怖のどん底に突き落とされます。
ツ:次はなんだよ。
ボ:まずは、腕をこの装置につけてください。
ツ:血圧検査ね。確かにドキドキするけど。
ボ:それでは、イッツショータイム!
(電気を消す)
ツ:(焦った感じで)おい、何してんだよ。おい、なにされんの俺。お化け屋敷?? 血圧検査中にすんなって!
ボ:(小さな声で)よっ友とエレベーターで一緒になる… 久しぶりに会った同級生の名前をど忘れする…
ツ:怖いのジャンルちげえわ!
(電気つく)
ボ:恐怖のどん底に突き落とされたでしょう。
ツ:ロクなデータ出ねえわ。もういいよ。時間の無駄だわ。帰る
ボ:少々お待ちください。
ツ:なんだよ
ボ:MRIのお写真が出来上がっています。一枚1,000円になりますけど今日の思い出にいかがですか。
ツ:買わねえわ!
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