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第14回クラス会議を終えて

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第14回のクラス会議。驚いたことは司会者でした。テンポがよいのです。「では、ペアで相談をしてください」。「時間になったよ。輪番で意見を言っていください」と。このテンポは「間」の取り方がうまいからです。発言者に対する、聞き手の反応を少しだけ受け取り、次の発言者をすぐに指名する。活動後の子どもたちの反応を少しだけ眺め、次の活動に移る。なかなかできるものではありません。司会者が作ったこのテンポが、よいクラス会議の雰囲気を作り出しました。

さすが、10月からリーダーとしてクラスをまとめているだけあります。これまでにつけた力を発揮していました。



「この中からやりたいものを選んでください」。相談者の彼女は迷っていました。「どうして時間がかかったの?」と尋ねると、「一つひとつ見ていって、『難しそう』『できなさそう』と思うものが多くて迷ってしまった」と言うのです。さて、相談者のこの言葉。どのように受け取るでしょうか。そして、相談者は「見つけられないな」と感じた時、正直に伝える方がよいのでしょうか。それとも「ま。この中から選ぶかな」とする方がよいのでしょうか。そんなことを子どもたちに問うて、今回の会議を終えました。

よりよいクラス会議のためには、こういったことに目を向けさせることが大切だと考えています。

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