音楽:ピアニストの個性とは?

---(ここは前置き(読まなくても大丈夫))---
「清塚信也」さんという、クラシックのピアニスト・作曲家を、近年テレビなどでよくお見かけします。
私はクラシックの楽しみ方を学び中なのですが、まだ(個人的な)良し悪しなどを判断は出来ないです。なので、清塚さんがどれほどのピアニストなのかは分からないのですが、清塚さんは弁が立つということで、ご自身のコンサートでも、トーク時間が長く、またそれが売りと聞いています。

クラシックのコンサートで演奏者がトークすることは、一昔前のクラシック界では有り得ない(クラシックの芸術的尊厳を損ねる?)異端行為であり、始めた頃は同業者・権力者からかなり批判されたようですが、
「単独のクラシック奏者として、史上初の日本武道館公演を成功させた」
という結果を出し、そういった批判的なことを言ったヤツらを「ギャフン」と言わせたそうです笑

トークが上手いので、清塚さんMCのテレビの音楽番組も、たまに観るのですが、
「ピアニストの個性」
という点で、目から鱗というか、かなり興味深いお話をされていたので、シェアさせてください。

---(ここからが本題)---
清塚さんMCの音楽番組で「小曽根真」さんという、日本ジャズ界の大御所というか「ラスボス」的な存在のピアニストの方がゲスト出演されていて、
「ピアニストの個性とは?」
という話題になり、音楽ジャンルはちがうけれど、同様な点を挙げていました。

それは「和音」(例えば「ドミソ」と単音を同時に鳴らす)を演奏する際、ピアノという楽器は鍵盤を強く押せば大きな音が出るし、弱く押せば小さな音が出る、という特性を活かして、同じ和音でも、「構成音(ドミソ)のこの音(例えばド)は強く、この音(例えばソ)は弱く押す」、ということを行っていて、「これがボクの音ですよ」というトレードマークとしてこだわりがある、ということでした。

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